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〈Werk Discs〉発の才媛Helena Hauffと〈Sleep Is Commercial〉主宰のAndrea FerlinがContactに登場

2017.2.17

〈Ninja Tune〉傘下の〈Werk Discs〉や〈PAN〉といった先鋭レーベルのカタログに名を連ねながら、2017年からはBBC Radio 1のレジデントに抜擢された才媛Helena Hauffと、90年代初期からイタリア、NY、イビサなど世界中のアンダーグラウンド・シーンで活躍を続け、Richie HawtinやMarco Carolaなど数多くのビッグネームとも共演を果たしてきたベテランAndrea Ferlinが、2月25日（土）にContactで一堂に会する。

ドイツ、ハンブルグ出身の女性DJ/プロデューサー、Helena Hauffは、地元ハンブルグのGolden Pudel Clubにて『Birds and Other Instruments』というクラブナイトを主宰し、その実力と知名度を高めてきた。アシッド、シカゴ、エレクトロ、ウェーヴなどの特徴的なサウンドをユニークなミックステクニックで幅広く使いこなすDJスタイルで知られ、2013年に〈Blackest Ever Black〉のサブレーベル〈Krokodilo Tapes〉からリリースされた限定版ミックステープ『Obscure Object』は、まさに彼女自身の核が反映された内容となっている。プロデューサーとしては、〈Ninja Tune〉傘下でActressが運営する〈Werk Discs〉から2013年にEP『Actio Reactio』をリリースしてデビュー。その後も勢いを止める事なく、同じくハンブルグのGolden Pudel Clubでレジデントを務めていたF#Xとのユニット「Black Sites」としても〈PAN〉からリリースを行っている。さらにベテランアーティストのJames Dean Brownからは伝説的ユニットHypnobeatをリビルドするパートナーに選ばれており、その実力は早くから折紙つきである。2015年にはアルバム『Discreet Desires』を〈Werk Discs〉からリリース、こだわり抜かれたロウなマシンファンクで数年の集大成を見せた同作はエレクトロニックミュージックの枠組みを超えて評価を獲得した。2017年からはBBC Radio 1のレジデントに抜擢されている。

一方のContactフロアに登場するAndrea Ferlinは、Francesco Assenzaと共にDunkle Dummiesというデュオとしてリリースすることを機に、2009年に〈Sleep Is Commercial〉をレーベルとして設立したDJ/プロデューサー。キャリアは長く、90年代初期には友人のDusty Kidと共にプロダクションチームDuotequeをスタート（1994年）させ、〈Boxer Recordings〉からのリリースはSven VathやLee Burridge、Tiefschwarzなどのアーティストに称賛を集めた。長年の経験から得た広大なバックグラウンドを持つ彼は、これまでにイタリア、NY、パリなど世界中のパーティでオーディエンスを踊らせてきた。またイビザのクラブ「DC-10」にて開催されている『Circoloco』に出演も果たしており、Richie HawtinやMarco Carolaなど、数多くのビッグネームとの共演を果たしてきた。2016年にソロプロダクションが〈Freak n’ Chic〉からリリースされ、その後も〈Mindshake〉、〈Leftroom〉、そして自身のレーベルからもリリースを重ねており、Sunny Charles名義の他、多数のアーティスト達とコラボレーションを通じて進化し続けてる。