Harukaがレーベル〈Protection〉をローンチし、第1弾としてCosmin TRGの新作EP『PTC1』を12月にリリース
2019.12.10
東京拠点のDJ/プロデューサー、Harukaが新たなレーベル〈Protection〉をローンチし、第1弾リリースとしてCosmin TRGの新作EP『PTC1』を12月14日にリリースする。
日本のテクノシーンを牽引する『Future Terror』のレジデントとオーガナイズも務めるDJ/プロデューサーのHarukaがこのたび設立したレーベル〈Protection〉は、本人のSNSでの発表によると「DJツールとホームリスニングどちらにも対応する音楽をリリースしていくというコンセプト」を持っているという。そして、レーベルカタログの1番を飾る、ルーマニア発のプロデューサー/DJであるCosmin TRGの新作EP『PTC1』は、そのコンセプトを正確に捉えた作品となっている。
現在はベルリンを拠点とするCosmin NicolaeことCosmin TRGは、2007年にTRGとしてダブステップ〜ポスト・ダブステップないしUKガラージのプロデューサーとしてデビューし、〈Hessel Audio〉や〈Hotflush〉、〈Tempa〉などからのリリースを経て、2010年に現在の名義に変わってから〈50Weapons〉や〈Rush Hour〉などに参加し、現在は〈Sportiv〉と〈Fizic〉というセルフレーベルを運営しながら、テクノからハウシーなブレークビーツなど、特定のサウンドに捉われない多彩な作品を発表し続けている。本作『PTC1』は、Cosminのディスコグラフィーにおいては過去にあまり開拓されてこなかった領域にある作風であるが、クラブでプレイした時の“強度”ないし“パワー”と、ホームリスニングに向けられたリラックしたムードとの明確なバランスによって表現されており、様々な経歴が磨いた彼の卓越したプロダクションスキルが輝いていると言える。
アートワークは、ネオトライバル・タトゥー・アーティストの大島托がデザインを担当している。そして今後、〈Protection〉からは、Tyler FriedmanとTom DiciccoによるソロEPのリリースが決定しているという。
また、Harukaは北京のクラブZhao Daiのレジデントに就任し、12月14日(土)に開催される初回のレジデントパーティーではレーベルローンチパーティーが開催され、ローカルDJのZhiqi、Lyu Zhi Qiangと共演する。
この投稿をInstagramで見る
Cosmin TRGの新作EP『PTC1』の詳細は以下の通り。
Cosmin TRG
『PTC1』
Release date: 2019/12/14
Label: Protection
Cat no.: PTC1
Formats: 12″ / Digital
Order here: https://protection1.bandcamp.com/album/cosmin-trg-ptc1
Tracklist:
A1
A2
B1
B2