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HRFQ的! 『FUJI ROCK FESTIVAL 2016』タイプ別アーティストレコメンド(Disclosure編)

  • 2016.7.18

今年で20周年を迎える『FUJI ROCK FESTIVAL』。「ロック」と銘打つフェスティバルですが、その長い歴史を作り上げてきたのは決してロックバンドだけではなく、国内外のDJやエレク トロニックミュージックのアーティストも彩りを添えてきました。またそのコンテンツも、深夜に開催される「オールナイトフジ」やRED MAARQUEの深夜帯「PLANET GROOVE」、ゴンドラに乗った人のみが辿り着けるゆったりレイヴ「DAY DREAMING」など、多岐にわたっています。そして、20年目のフジロックにも、国内外からDJとエレクトロニックミュージックのアーティストが多数 勢揃い。「どのアーティストをチェックすれば間違いないの?」ということで、HigherFrequency的な視点でアーティストのタイプ別にご紹介していきます!

 

今回テーマにするアーティストは、ディープハウス〜UKガラージを再評価の流れへと導いただけでなく、2010年代シーンのメインストリームにまで押し上げ、今や世界的なビッグアクトへと成長を遂げたDisclosure。2ndアルバム『Caracal』をリリースしてからは初めて、フジロックには2年ぶりの登場となります。スタジアム級のグルーヴでオーディエンスを巻き込む彼らのライヴを楽しみにしている方は、ここで紹介するアーティストも要チェックです!(text by Kenjiro Hirai)

 

 


 

Suchmos(7/22 14:50〜@WHITE STAGE)

Suchmos

日本の若手バンドシーンの最前線をひた走るSuchmos 。Disclosureと同様に2014年の「ROOKIE A GO-GO」出演から2年ぶりにフジロックへ帰ってきた彼ら、出演ステージもフジロックで2番目に大きいWHITE STAGEへとジャンプアップ。重心を低めに据えて、黒光りする演奏とソウルフルかつセクシーなヴォーカルを聴けば、楽曲の至るところでDisclosureとの繋がりを感じられるはず。様々な形で世界中に散らばったブラックミュージックのグルーヴが、日英の若者を経由して一堂に会するわけですね。今年のフジロックは、初日の真昼間のWHITE STAGE、Suchmosでの踊り初めがマストです!

 

 


 

Jack Garratt(7/24 17:50〜@RED MARQUEE)

Jack Garratt

2016年2月19日に待望のデビューアルバム『Phase』を〈Island〉からリリースしたJack Garrattは、UKにおける新人登竜門である「BBC SOUND OF 2016」でNo.1に輝いた、注目株のシンガー/マルチプレイヤー。Disclosureの楽曲に客演するLordeやSam Smithといったシンガー達とも肩を並べるほどの力強い歌唱力と、ある時はダンサンブルに、ある時はメロウな姿を見せる、エレクトロニックなトラックの食い合わせはDisclosure好きならば間違いなしでしょう。是非とも、暗くなり始める時間帯のRED MARQUEで夜の始まりを感じてください!

 

 


 

Years & Years(7/24 20:00〜@RED MARQUE)

Years & Years

クラブで硬派な四つ打ちを楽しむクラバーも、いつもより幾分ポップなアクトを楽しめるのがフジロック。今年でいえば、UK出身の3人組ダンス/シンセポップ・バンドのYears & Yearsがその筆頭格でしょう。2013年に〈Kitsuné〉からデビューし、現在はユニバーサル傘下の〈Polydor Records〉に所属する彼らですが、メジャーでもデビュー当時とは変わらぬナイスなメロディーのダンストラックで観客の心を掴んでいます。Disclosureのド派手なスタジアム感溢れるトラックが好きな人は、ポップなウワモノがきらめくYears & Yearsでも踊りまくれるはず!

 

 


 

Soichi Terada(7/24 25:00〜@RED MARQUE)

Soichi Terada

Disclosureの2人が生まれる約10年前の1980年代、日本のハウスシーン黎明期から名を馳せたプロデューサーの寺田創一は、自身が主宰するレーベル〈Far East Recording〉と共に、最近になって世界中のクラバーから再評価を受けています。そのきっかけとなったのは、昨年、世界的ハウスレーベル〈Rush Hour〉からリリースされた過去曲の再発コンピレーション。約20年の時を経て再発見された彼の楽曲は、当時と同じく、フロアを甘く切なく彩ります。森高千里をヴォーカルに迎えた最新曲“百見顔 (Hyamikao)”は、2016年最大級のビッグチューン。3日目の深夜、Soichi Teradaのキュートなパフォーマンスで、踊り笑いながら今年のフジロックを締めましょう!

 

 

  • 9/10
  • 2/1 追加
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