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Folamourが11月末に初来日し、VENTでプレイ

2018.11.5

ジャズやソウルのエッセンスを現行のディープハウス・シーンならではのテイストで表現する、フランスのアンダーグラウンドから現れた奇才Folamourが11月24日（土）に初来日をし、VENTでプレイする。

FolamourことBruno Boumendilは、幼少期にドラム、ギター、ベース、パーカッションを習得し、ジャズ、ポップなどのいくつかのバンド経験を経て、リヨンのナショナルオーケストラと活動。2015年には〈Moonrise Hill Material〉を、2017年には〈FHUO Records〉のレーベルマネージャーとなり、地元フランスのシーンから世界中のダンスフロアを沸かす世紀の奇才DJ/プロデューサーとなる。

https://www.youtube.com/watch?v=DYqsTNexU6U

予てから音楽を発信する方法を模索していたBrunoは、〈Moonrise Hill Material〉は、2015年にEthyène、Kaffe Crème、St Paulと共同で立ち上げ、後に更に幅広い音楽を発信するべく〈FHUO Records〉を単独で立ち上げる。既に、〈Moonrise Hill Material〉からは7000枚、〈FHUO Records〉からは3500枚ものレコードが売られていることから、Brunoのレーベルワークが世界的に成功していることは疑いようのない事実だが、彼のDJ/プロデューサーFolamourとしての活動も着実に注目を集めている。

Folamourは、世界各地の上質なレーベルからリリースを重ねている。2015年の〈Fauxpas Musik〉からのデビューアルバムや、2017年には〈Church〉からのEP『Melophrenia』や〈All City〉からのEP『Shakkei』のリリースを経て、〈Moonrise Hill Material〉と〈Classic〉からの連名でのアルバム『Umami』の発表、そして〈Glitterbox〉からのリリースなど、1年のうちに数々のヒットを作り出し、2017年は彼のキャリアにとってとても大きな分岐点となった。150万回を誇るYoutubeでのプレイ、バイナルは8000コピーを売り上げ、Leon Vynehall、Roy Davis Jr、Soulclap、Luke Solomon、Jimpster、Eli Escobar、Laurent Garnierなど、数多くのトップDJによってヘヴィープレイされている。前述のアルバム『Umami』に収録されている“Devoted To U”はリリース直後からJacques Renault、Replika、Masterworks Music、Osmoseらがサポート、Danny Krivitのチャートにも入り自身一番のヒット作品となった。

世界各地のフェスやクラブに出演する中でJeff Mills、Theo Parrish、Gilles Petterson、Basement Jaxx、Kenny Dope、Moodymann、Kerry Chandlerなどのレジェンドたちと共演を果たしてきたFolamour。ハウス/ビートダウン、ディスコなどリリースされてきた作品によってその実力は既に多くのDJたちの間では折り紙つき。

国内からも、東京屈指のシカゴハウス愛好家としてフロアをファンキーなグルーブで揺らし続けるREMIと、自身主催の『EUREKA!』も好調にパーティーとリリースを重ねる Midori AoyamaなどがラインナップしているFolamourの初来日パーティー。正統派のモダン・ディスコ作品から極上のディープハウス・グルーヴまでを聴かせるDJプレイは要注目だ。