Floating Pointsがモハーヴェ砂漠でのライヴやフィールドレコーディングの模様を撮影したショートフィルムをリリース
2017.5.2
Sam ShepherdによるソロプロジェクトFloating Pointsが、2015年のデビューアルバム『Elaenia』と2016年に日本ではCD化もされたEP『Kuiper』に続く、最新作『Reflections – Mojave Desert』を2017年6月30日にリリースする。
本作『Reflections – Mojave Desert』は、『Elaenia』リリース後から活動を本格化させてきたライヴバンドに焦点を当て、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがるモハーヴェ砂漠で撮影されたパフォーマンスやフィールドレコーディングの様子を映したAnna Diaz Ortuño監督によるショートフィルムと、全て新曲で構成されたサウンドトラックが収録される。今後のシリーズ化が予定されているという、世界中の様々なロケーションで環境音を取り入れながら制作するレコーディングプロジェクトの第1弾となる本作は、全米ツアー中、モハーヴェ砂漠でリハーサルを行った際に、その環境がもたらす効果や自然音に魅了されたSam Shepherdが、すぐさま録音と撮影を行い完成させたという。Sam Shepherd本人は「岩の反響音や岩の間を抜ける風の音、夜の静寂、遠くに聞こえるコヨーテの遠吠え。それらに囲まれて演奏した時に、それらが特別な録音環境をもたらしてくれるって確信したんだ。」とプレスリリースにコメントを寄せている。
「もはやクラシカルなアンサンブルというより、モグアイやシガー・ロスといったポストロック・バンドのようだ」と高く評価されたバンドサウンドが、砂漠という特別な録音環境がもたらす独特のサウンドスケープに溶け込み、リスナーをその景色へと引き込んでいく。本作は6月30日(金)に、CD+DVD、LP+DVD、デジタル配信のフォーマットでDavid Byrneが主宰するレーベル〈Luaka Bop〉と、Sam Shepherdの〈Pluto〉からリリースされる。500枚限定となる国内仕様盤には解説書が封入されるという。
また、Floating PointsはこのGWに来日。5月3日(水)から5日(金)にかけて静岡県の東伊豆クロスカントリーコースで開催される『RAINBOW DISCO CLUB 2017』の2日目に出演。その週末の5月6日 (土) には札幌にわたり、昨年移転した新生Precious Hallに登場する。
Floating Points
『Reflections – Mojave Desert』
Date: 2017/6/30
Label: Pluto / Luaka Bop
Tracklist:
1. Mojave Desert
2. Silurian Blue
3. Kites
4. Kelso Dunes
5. Lucerne Valley
& DVD (27:11) – Stereo & 5.1 / リジョン・コード0 – NTSC *日本対応盤