Floating PointsのDJセットとPortableのライヴセットがContactにて競演
2016.9.29
10月7日(金)にWWW Xにて本邦初となるライヴバンドセットを披露するFloating Pointsが、同日の深夜にはContactにてDJとしてプレイする。
ロンドンを拠点に、UKのダンスミュージックのオールドスクールとニュースクールを繋ぐ唯一無二のプロデューサー/DJのSam ShepherdことFloating Points。2015年はバンドを率いて制作したアルバム『Elaenia』が世界的に絶賛され、ある種の古典音楽から発する独創性や実験性を持つコンポーザーとしても高く評価を受けている。その一方で、彼が主宰している〈Eglo〉とリイシューレーベルの〈Melodies〉、及び彼のDJは、ジャズやブラジリアン、アフロなどを積極的に吸収しており、遊び心たっぷりでマニアックな解釈の中で現シーンへと披露している。Contactのフロアがダンスミュージックだけによるものではないサイケデリアとグルーヴに包まれることは間違いない。
また、Floating Pointsは、翌日の10月8日(土)には静岡県富士宮市で行われるフェス『朝霧JAM』に出演し、10月9日(日)には京都Metroにて行われるクラブイベントにてD.A.N.やMasaki Tamura、Metomeらと共演する。
Contactでの共演には、複雑に絡み合う電子音によるテクスチャーを舞台に、フロアに陶酔をもたらしながら、自らの気だるいヴォーカルに乗せて感情を発露させる未来型ソウルミュージックを提唱し続けるAlan AbrahamsによるソロプロジェクトのPortableが登場。幼少期のアパルトヘイト後のケープタウンでの生活と、シカゴハウスの第一波に影響を受けたバックグラウンドを持つ彼は、アフリカンなリズムとイーヴンキックを結びつける実験的なプロジェクトに始まり、1997年にロンドンへ移住した際にPortableとしての制作をスタート。2000年代前半のクリックサウンドを牽引したレーベル〈Background〉から初期作品を発表後、Leratoと共にセルフレーベル〈Süd Electronic〉を始動させる。2007年のアルバム『Powers of Ten』に先駆けてリスボンへ拠点を移した彼は、別名義のBodycodeとして、Portable名義における強烈なテクスチャーを肉体的感覚で際立てることで、よりダンスフロアに根付いたサウンドを指向するようになった。同時期から自身のヴォーカルを大胆にフィーチャーするようになり、〈Perlon〉から発表された2011年の大作『Into Infinity』へと結実する退廃的ソウルミュージックの礎が形作られた。今夏に発表された『Alan Abrahams』では、そのタイトルに呼応するかのように、別れと出会いなど極めてパーソナルな内容が綴られている一方で、さらなる表現力を獲得したサウンドデザインと楽曲構成を通じて、独特に紡がれるAbrahamsサウンドの新たな一面が映し出されている。
イベントの詳細は以下の通り。
Floating Points DJ set & Portable Live
Date: 2016/10/7(Fri)
Venue: Contact
Open: 22:00
Door: ¥3500
w/f: ¥3000
GH S members: ¥2500
Under23: ¥2000
Before11PM: ¥1000
Line up:
[Studio]
Floating Points (Eglo records | from UK) -DJ set
Portable – Live
Toshiyuki Goto
CMT (Powwow)
[CONTACT]
Shhhhh
DJ Kuri (Black Forest)
Nao (rural | addictedloop)
Toshiki Hiwatashi (CREATURE)
Qmico
More info: Contact
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TEL: 03-6427-8107
http://www.contacttokyo.com
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