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DJ Sotofettが11月に東京、千葉、福岡を巡るジャパンツアーを敢行

2017.10.31

ノルウェーのモス出身、現在はベルリンを拠点に活動中の〈Sex Tags Mania〉をDJ Fett Burgerと共に主宰するDJ Sotofettが、2017年11月に1年ぶりの再来日を果たし、ジャパン・ツアーを敢行する。

『Cosmopolitan Dance presents DJ Sotofett Japan Tour 2017』と題された今回のツアーでは、11月17日（金）の代官山UNITを皮切りに千葉と福岡の全国3都市で公演を行うことが決定している。

DJ Sotofettは、強烈にサイケデリックなディープハウスからタフなテクノバンガー、はたまた捻れたダンスホールレゲエや異形のジャングル、手作りエレクトロにヒプノティックなアンビエントまで、〈WANIA〉や〈Sex Tags Amfibia〉などの〈Sex Tags Mania〉のオフシュートをはじめとした数多のレーベルから、巧妙な変名を駆使しつつ多岐に渡るスタイルと一貫したサウンドデザインの元に大量リリースしている。

近年では自身の手掛けるレーベル以外でも、〈Sex Tags Mania〉から先日リリースしたFRAKなどのリリースを手掛ける同郷スウェーデンのカセットレーベル〈Börft〉からのリリースや、2015年のリリース後即完売となり先日リプレスされた〈Honest Jons〉からの1stアルバム『Drippin’ For A Tripp 』、2017年発表のフィンランドのエレクトニック・デュオJesseとのコラヴォレーション・アルバム『Twotinos』など、より多彩なレーベルからのリリースも目立っているところだ。

特にフィンランドの〈Keys Of Life〉からリリースされた『Twotinos』は生演奏とエレクトロニクスによって、スペーシーなスローブギーやスリリングなトライバルダンサー、謎が謎を呼ぶ長尺アンビエントまで、クラブミュージックを基礎としながらも機能性以上のリスニングミュージックとしての強度を持ったDJ Sotofettらしい楽曲を収録した内容となっている。

https://www.youtube.com/watch?v=3u3mCUNDQ58

DJ Sotofettは屈指のヴァイナルディガーとしても知られ、カルトな人気を誇る地下レーベルの首謀者ならではのミステリアスでトリッピーなプレイを、ここ日本にも大量のレコードを持ち込み、来日の度に披露している。フロアバンガーを適度に投下しながらも、楽曲をツール的に使うのではなく曲の持つムードをじっくり聴かせることにより、多くの時間を地道なハウスグルーヴ構築に充てるスタイルは、長尺で聴き踊るのにうってつけの内容だ。最早鉄板の評判を得ているDJ Sotofettのプレイを、是非とも体感してほしい。

UNITでの東京公演はDJ Sotofettがオールナイトロングでプレイ、SaloonフロアにCOMPUMA、Dr. Nishimura、AWANOによる「悪魔の沼」xが底無しにドープなプレイを披露するほか、Lil’ Mofo、Slim Valley、セーラーかんな子が登場する。