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DJ Paypalが3月上旬にCIRCUS TokyoとCIRCUS Osakaを巡る来日ツアーを開催

2019.2.22

世界的なフットワーク・クルー〈TEKLIFE〉のメンバーとしても活動し、これまでに〈Brainfeeder〉や〈LuckyMe〉などからも作品を発表しているベルリン拠点のプロデューサー、DJ Paypalが3月上旬に来日ツアーを開催する

シカゴ発祥の音楽、ジューク/フットワークのジャンルにおける奇才、DJ Paypalが待望の再来日を果たし、ジャパンツアーを敢行する。3月8日（金）には大阪・CIRCUS Osakaに登場し、1月にdBridge主宰〈EXIT Records〉より最新EP『Storm From The East』をリリースしたD.J.Fulltonoなどと共演。3月10日（日）には東京・CIRCUS Tokyoで開催される、D.J.FulltonoとKeita Kawakamiが主催する『Somethinn』のデイパーティー編にてプレイ。Daito Manabe（真鍋大度）やPicnicwomanなどと共演する。

https://www.youtube.com/watch?v=0F-6HUT59nA

DJ Paypalは、インターネットに精通したキャラクターならではのユーモア溢れるブランディングで掴まえどころの無いプロデューサーとして、シーンに圧倒的な存在感を放っている。しかしその情熱はジューク/フットワークのオリジナルを継承するシカゴの〈TEKLIFE〉との相違はなく、実際に彼は〈TEKLIFE〉からのリリースを果たしている。また、彼は自身が主宰するコレクティヴ/レーベル〈Mall Music Inc.〉を通じてDJ Orange JuliusやDJ Mastercardといった同志を率い、さらにはオンライン・フットワーク・フォーラムやSoulseekでのデータ発掘を通し、メロディックなシンセサイザーと高精細なソニックビートを搭載したトラックを世界中に届けてきた。

2015年1月には〈LuckyMe〉からEP『Buy Now』をリリースし、シーンを席巻。同年末にはFlying Lotus主宰の〈Brainfeeder〉から1stアルバム『Sold Out』を発表し、フットワークを新しい方向へと導き、再びジャンルを横断する遊び心にフォーカスを当てた。近年は、ヨーロッパからアジア、そしてアメリカへと世界中のクラブを巡回し、『MoMA PS1』、『Low End Theory』、『Roskilde Festival』、『Dour Festival』などの重要なイベントやフェスティバルでプレイ。そして2018年に〈Mall Music Inc.〉から待望のアルバム『174.2.2』をサプライズリリースし、オンラインに再びその姿を現した。しかし現在はアルバムを削除し、その奔放なアクションがリスナーの注目を一手に浴びている。