DJ GARTHが実に5年ぶりとなる来日を果たし青山Zeroにてオールヴァイナルセットをプレイ
2017.6.14
1993年の芝浦GOLDへの初来日以来、幾度もジャパンツアーを行ってきたDJ GARTHが実に5年ぶりとなる来日を果たすことが決定。7月7日(金)に青山Zeroにてプレイする。
「Knight of Dance」の異名を持つベイエリアのレジェンドで、〈Grayhound〉や〈Golden Goose〉主宰のDJ GARTH。アシッドハウスやレイヴカルチャーが燃え上がった80年代末のUKで、悪名高きTonka Sound Systemの面々(若かりし頃のDJ Harveyもオリジナルメンバーだった)と活動を共にし、90年代初頭にUSサンフランシスコに移住をする。時を同じくしてUKからUSに移住したJenö、Thomas、Markieと共に、フルムーンパーティー『Wicked / Wicked Sound System』を1991年に立ち上げると、DJ Harvey、François K、Joe Claussell、Louie Vega、Tony Humphries、Robert Owens、Roger Sanchezらゲストとのセッションを通じて、「ウエストコーストのダンスミュージックヒストリーにおいて最も革命的」と現在にまで語り継がれる伝説を残す。1994年には、Funktion-One設立者として著名なTony Andrewsによるデザインの、スペシャル・ターボサウンドを搭載したカスタムメイドの1947年製Greyhoundバスで、クレイジーな全米縦断ツアーを敢行。さらに1995年の『Burning Man』において、『Wicked』は「先駆的サウンドシステム」と称された。
DJ GARTHは、1998年にレーベル〈Grayhound〉を設立。ハウスをエレクトロニックミュージックの原点に近づけつつ、テクノのビートにファンキーなベースライン、ダブ、レゲエ、サイケデリックまでも取り入れた斬新なプロダクションで世界的な評価を得てきた。プロデューサーとしても、世界のシーンに衝撃をもたらしたファーストシングル『Twenty Minutes of Disco Glory』(Wicked 001 / 1996)をはじめ、これまでに約60枚のレコードを発表している他、A Tribe Called Quest、Faithless、Perry Farrell(Jane’s Addiction)、Yabby You、The Units、Strafe、Adam Freelandらの多彩なリミックスも手がけている。そして2007年にはディスコ&ロック系リエディット・レーベル〈Golden Goose〉もローンチし、King & Hound名義で数多くの傑作をリリースしてきた。2011年にThe Wicked Crew(Garth、Jenö、Thomas、Markie)が7年ぶりに再結成を果たすと、『Wicked』の20周年を記念した『Twenty Years of Disco Glory Tour』を全米13都市で開催。『URB』や『XLR8R』、『DJ Times Magazine』などでUSベストDJの1人に選出され、また昨年の『Time Out NY』では、Frankie KnucklesやRon Hardy、Tony Humphries、Masters at Workらと共にThe Wicked Crewが「Top 10 Most Important House DJs of All Time」に選出された。
5年ぶりの来日プレイとなる今回は、アシッドハウスからディープテクノ、サイケロック~コズミックディスコまで縦横無尽に操る「All-Vinyl Set」を披露するとのこと。ぜひお見逃しなく。
イベントの詳細は以下の通り。
secretbox vol 15 feat DJ GARTH (Wicked, Grayhound, Golden Goose / LA)
Date: 2017/7/7 (Fri)
Venue: AOYAMA Zero
Open: 22:00
Door: 3,000yen (1drink)
W/F: 2,500yen (1drink)
DJ Line up :
DJ GARTH (Wicked, Grayhound, Golden Goose / LA)
Chee Shimizu (17853 Records | Organic Music)
Butch (Huit Etoiles)
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