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DJ Boringが2月上旬にCIRCUS TokyoとCIRCUS Osakaを巡るツアーを敢行

2019.1.18

『Stranger Things』への出演が記憶に新しい女優・Winona Ryderのインタヴュー音源をサンプリングしたことで話題となった“Winona”で瞬く間に有名となったDJ Boringが2月上旬に再来日することが決定した。

2016年に〈E-Beamz〉から発表した、かの有名女優Winona Ryderのインタヴュー音源のサンプリングから始まる魅惑のトラック “Winona”で瞬く間に、ローファイ/サンプリング・ハウス・シーンの寵児となったTristan HallisことDJ Boringが、さらなる進化を遂げて1年半ぶりに来日。2月8日（金）に東京・CIRCUS Tokyoに、2月9日（土）に大阪・CIRUCUS Osakaを巡る初のツアーを敢行、現行ハウス〜ロウ・テクノまで網羅する最新セットは必見である。

DJ Boringのデビュー作にして、ローファイ/サンプリング・ハウスの代表曲となった“Winona”。彼がサンプリングしたWinona Ryderのインタヴューの中で、彼女はこう語っている ── 「判断するのは難しい。見直すことは……私は読書をしている最中、彼女は私を止めて言った。“あなたは女優になるのに十分でない。他にやりたいことを見つけなければならない。”」── “Winona” は現代の音楽プロデューサーの感情を捉えた曲である。不安と判断によって定義された時代、強く印象付けることができないようでは望みはない。Tristan HallisことDJ Boringは、今の成功から見れば、昔、誰かに「お前にはできない」と言われた頃をよく思い起こさせる。

感情を揺さぶるこのトラックは、その後数年続くローファイ・ハウスの人気を決定付けたと言っても過言では無い。他のプロデューサーよりも、DJ Boringは巧妙なメロディーと踏み込んだリズムを作ることができるという卓越した能力がある。そして、そのユニークな才能は彼のDJプレイにも反映されている。〈E-Beamz〉からデビューしてからこの3年間で、彼は〈Shall Not Fade〉傘下の〈Lost Palms〉やホワイトレーベル、〈Let’s Play House〉のホワイトレーベル、そして〈Lobster Thermins〉傘下のもとに彼が新たに設立した〈Vienna〉などからコンスタントに作品をリリースしている。

CIRCUS Tokyoで2月8日（金）に開催される東京公演では、都内にてパーティー『解体新書』の主催とレジデントを務めているRomy Mats、〈N.O.S.〉から初のソロEPをリリースしたk_yam、KOARAにてパーティー『Congress Dance』を開催している若手DJのRyoが共演。2月9日（土）に大阪・CIRUCUS Osakaで開催される大阪公演では姫路を拠点に活動するTAIKIと、大阪で活動するIzumi Kimuraがサポートする。