Courtesyが新レーベル〈Kulør〉をローンチ、デンマークの新進気鋭のみを集めたコンピレーションを10月にリリース
2018.9.5
デンマーク・コペンハーゲンの気鋭DJ、Courtesyが新レーベル〈Kulør〉をローンチし、最初のコンピレーション『Kulør001』を10月11日にリリースすることを発表した。
〈Kulør〉は、Courtesyの母国語であるデンマーク語で「Colourful」を意味する言葉。〈Kulør〉では、Courtesyが2018年7月まで同郷のDJのMama Snakeと共に運営していた〈Ectotherm〉からのリリースによって注目を集め始めたデンマークの才能あるプロデューサーをピックアップし、彼らの遊び心ある作品を発表してくという。
コンセプトの通り、ローンチと共に発表されたレーベル1作目のコンピレーション『Kulør001』には、〈Ectotherm〉にも参加していたSchacke、Rune Bagge、IBON、Repro、さらにReproとGeneric Faceによるテクノデュオ「Funeral Future」、新たに参加する気鋭プロデューサーSugarがラインナップ。
DJツールとしてもフロアバンガーとしても有効な10曲を収録し、12インチ・ヴァイナル3枚組とデジタルでリリースされる。早速開設されたレーベルのBandcampページでは、先行で『Kulør001』の収録曲のSchacke“Automated Lover”が公開されている。Schackeは〈Ectotherm〉においても最初のリリースを飾ったプロデューサーで、彼のトラックをMarcel DettmanやNina Kravitzがサポートしていたことで話題を集めていた。
また、Courtesyは〈Kulør〉のローンチに際して、公式の声明で以下のように明かしている。
「今コペンハーゲンでは何が起こっているのか、このコンピレーションがコペンハーゲンのアーティストたちが作る魔法(のような音楽)を探求し始める参考、もしくは原点となることを願っています。私は、彼らが私に提供してくれた素晴らしい楽曲たちをリリースできることを嬉しく思います。初めは、ソロでこれだけの規模のことを始めるのは怖かったですが、非常にエキサイティングに感じています。
〈Kulør〉というプラットフォームに関して、私は音楽同様にヴィジュアルに対しても大きな野心を抱いています。『Kulør001』のアートワークコンセプトを進展させてくれた写真家Fee-Gloria Groenemeyerと、コペンハーゲンのグラフィックデザインの天才たち、Spine Studioと共に仕事ができたことは幸運でした」
Courtesyの新レーベル〈Kulør〉のコンピレーション『Kulør001』の詳細は以下の通り。
V/A
『Kulør001』
Release Date: 2018/10/11
Label: Kulør
Formats: 12″×3 / Digital
Order: https://kulorco.bandcamp.com/
Tracklist:
A1. Schacke – “Automated Lover” (Producer – Martin Schacke)
B1. Sugar – “Drowner” (Producer – Nikolaj Jakobsen)
B2. IBON – “Forest Car” (Producer – Frans Ibon)
C1. Repro – “Det Går Dårligt” (Producer – Alexander Salomonsen)
C2. Sugar – “Same But Different” (Producer – Nikolaj Jakobsen)
D1. IBON – “No Sleep” (Producer – Frans Ibon)
D2. Repro – “Hot Led Payoff” (Producer – Alexander Salomonsen)
E1. Schacke – “Designer Of Worlds” (Producer – Martin Schacke)
F1. Rune Bagge – “This Could Be Us” (Producer – Rune Bagge)
F2. Funeral Future – “Heute Nicht” (Producer – Adam Skov & Alexander Salomonsen)
More info: