〈C.E〉が、The Gerogerigegege、Jon K、Peder Mannerfeltのオリジナル・カセットテープを12月から2020年1月にかけて順次リリース
2019.12.9
Skate Thingがデザイナーを、Toby Feltwellがディレクターを務めるブランド〈C.E〉が、The Gerogerigegege(ザ・ゲロゲリゲゲゲ)、Jon K、Peder Mannerfeltのオリジナルカセットテープを12月から2020年1月にかけて順次リリースする。
〈C.E〉は、不定期ながらここ数年の間、イベント会場や〈C.E〉の旗艦店のみで購入することができるオリジナルのミックスや希少音源を収録しているカセットテープをリリースし続けている。今回発表された、12月から2020年1月にかけて発売される3作品は、東京・青山の〈C.E〉の旗艦店のみで販売されるという。
まず12月7日に発売となるのが、 1985年に活動開始した山之内純太郎によるソロプロジェクト、The Gerogerigegege(ザ・ゲロゲリゲゲゲ)の3年ぶりとなる新作フィールドレコーディング。
The Gerogerigegegeは、パンクやノイズ、また時にはアンビエントの要素を取り入れた前衛的な作品を多くリリースしており、中にはライヴ会場限定で発売されたカセットテープも多く存在することから、正確な音源数を把握することが困難な上、一部の音源はその稀少性からオークションなどで高値で取引されている。また自慰の様子を録音した楽曲や、タイトルに“Senzuri”と付くアルバムが複数リリースされており、ライヴでもステージで自慰を披露し、衝撃を与えた。2019年は、The Gerogerigegegeが主宰する〈Vis A Vis Audio Arts〉とロンドンのレーベル〈The Trilogy Tapes〉が共同で新作『Uguisudani Apocalypse』をリリースしたこともあり、再び注目を集めている。
2020年1月には、“音の都”として音楽好きには馴染み深いイギリス・マンチェスターを拠点とするJon Kが2019年10月に開催された〈C.E〉のパーティーでレコーディングされたミックス音源。マンチェスターをベースに、ロングラン・パーティー『Eyes Down』のレジデントと共同オーガナイザーを務め、『Hoya:Hoya』のレジデント、マンチェスターのSoup KitchenやロンドンのFabricへの度重なる出演を通じて、20年以上もの間、UKのシーンへの貢献を続けながら縦横無尽なミックススタイルを磨き続けてきた世界有数のセレクターであり、昨今は世界的にも評価を集めており、ヨーロッパ各国の大舞台でハイライトを作り上げている。
そして2020年初めに発売を予定しているのが、レイヴ、ハードコア、そして荒々しいシンセシスを解体して全く別の形へと変化させるスウェーデン出身のプロデューサー、Peder Mannerfeltの新作。異様なまでの音楽的探究心とそれに付随した創作欲求をキープし続けながらコンスタントなリリースを続け、また独創的なライヴPAをベルリンの『Atonal』や『CTM festivals』といった先鋭的なフェスで披露し、常に注目を集め続けている。
各リリースの詳細は以下の通り。
The Gerogerigegege
『>(decrescendo)』
Release date: 2019/12/7
Label: C.E
Format: Cassette
Time: 80min(40 min each)
Jon K
『Recorded live at WWW X, Shibuya, Tokyo on 25 October 2019』
Release date: 2012/1
Label: C.E
Format: Cassette
Time: 90min(44 min each)
Peder Mannerfelt
『Work』
Release date: 2020/1
Label: C.E
Format: Cassette
Time: 70min(35 min each)
More info/ Store: C.E
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