自身が主宰する〈Auxiliary〉や〈Silent Season〉、〈Semantica〉や〈Horo〉などから驚異的なスピードでリリースを続ける地下テクノシーンの鬼才、ASCが9月8日（土）にVENTで開催される人気テクノパーティー『ELEPHANT』に登場する。

UK出身で現在はアメリカのサン・ディエゴを拠点に活動するASCは、1997年に制作を始めると、1999年にはASCの盟友Sam KDCなども名を連ねていたドラムンベース系のベースミュージック・レーベル〈Nu-Directions〉からデビューを果たした。2000年にモダンテクノとドラムンベースの中間を貫くような音楽性の主宰レーベル〈Covert Operations Recordings〉を設立し、自身のソロ作品やコラボ作品を中心にリリースを重ねた。幕を降ろすまでの9年間に、同レーベルとそのサブレーベルから20作品近くをリリースし、またその間にも2000年代ベースミュージック黎明期の名門〈Offshore Recording〉などからも作品を発表し、多作ながらハイクオリティのトラックを連発するプロデューサーとして注目を集めていた。

2010年から、今も運営を続ける自身のホームレーベル〈Auxiliary〉をスタートさせた頃から、ASCの音楽性はダブステップ期以降のベースミュージックとモダンテクノを混合させたスタイルへと傾倒していった。それでも自身のリリースペースを落とすどころか、現在に至るまでに〈Auxiliary〉の傘下にサブレーベルを3つ作り、別名義でのリリースも行い、Sam KDC、Neel、Synthek、Acronymなどのアーティストも自身のレーベルに招き、2011年から参加しているカナダの〈Silent Season〉からはアルバムをだいたい年間1作のペースで発表してきている。ASCは多くの才能が集結する地下テクノシーンでも、頭一つ抜き出たクオリティのプロダクションを驚異的なスピードでリリースと成長を続けており、2018年にはすでに〈Auxiliary〉と〈Horo〉からアルバムを2作品、EPを2作品発表している。ドラムンベースやUKハードコア、様々なジャンルを通過したことによって深化したミニマルな浮遊間とタイトなドラムプログラムを軸に構築される、地下テクノ最深部のプレイをお見逃しなく。

ASCが出演するのは、昨年に7年振りに復活を果たし、Conforce招いたパーティーではVENTの規模にして400人を動員した人気テクノパーティー『ELEPHANT』。国内からのDJにも『ELEPHANT』らしい、腕利の精鋭達が集結しており、ダークテクノを軸に、メロウで緩急の付いた中毒性の高いDJを得意する主宰/レジデントのRekiを筆頭に、長いDJ歴に裏打ちされた安定感のあるプレイと確かなグルーヴでVENTでもファンを獲得しつつあるCrazy Neo。今年、ドイツと韓国からポッドキャストをリリースし更なる活躍を見せているDJにして、人気パーティー『Broad』主宰のTatsuokiが登場する。

イベントの詳細は以下の通り。

ASC at ELEPHANT

Date : 2018/9/8 (Sat)

Venue: VENT

Open: 23:00

Door: ¥3500

FB discount: ¥3000

[FB event page: https://www.facebook.com/events/441629509688651/]

ADV: ¥2500

[ADV ticket outlet: https://jp.residentadvisor.net/events/1143034]

Line up:

[ROOM1]