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『Cosign』主宰のIllseeとHYMNが、上海ALLとWWWβの交換プログラム『上東』の第5弾で来日

2019.5.13

上海ALLと東京WWWβによる交換プログラム『上東』の第5弾が、5月25日（土）と6月1日（土）に開催され、東京公演ではALLにてウィークリーパーティーを務めるレジデントIllseeとHYMNが出演し、上海公演にはCHANGSIEとELM Sが出演する。

『上東』は、急速に発展するアジアのオルタナティヴなダンスミュージックの連帯と意識を高め、独自のローカルカルチャーを形成すべく、上海のクラブALLと東京のクラブWWWβによって発足された交換プログラム。上海と東京を交互にALLからTzusing、Howell、Hyph11E、SCINTII、33EMYBW、Osheyack、Zaliva D、GOOOOOSEを、WWWβからはD.J.Fulltono、Mars89、Mari Sakurai、SHIZKA、suimin、ENAなどが出演し、アジアの音楽特集をリリースしたカルチャー雑誌『STUDIO VOICE』のサポートや共同イベント含め、これまでに7回を定期開催している。

第5弾では、ALLの前身Shelter期よりレジデントとして活動し、毎週水曜のウィークリーパーティー『Cosign』主宰であり、Tzusingとはパーティー『Stockholm Syndrome』を共に運営するなど活躍をするIllseeと、「Shanghai Community Radio」を立ち上げ、同じくウィークリーパーティー『Cosign』主宰のHYMNが出演する。オルタナティヴかつエクスペリメンタルなテクノ、EBMやモダンな電子音楽を織り交ぜ、上海のアンダーグラウンドを牽引する2人のDJが登場する。

ローカルからは、2018年からソロライヴをスタートさせたSailor Kannako、現代的な電子音楽とヒップホップを往来するスタイルを特徴とし、釈迦坊主のバックDJも務めながらソロ活動にも邁進するIIII（リリー）、自身のパーティー『KRUE』を始動しますます都内各所のパーティーで躍進するMari Sakuraiが出演する。

脱構築以降の実験的なテクノを含むエレクトロニックミュージック、UKスタイルなベースやレイヴミュージック、そしてトラップ以降のヒップホップなどを通過したニューウェイヴとして浮かび上がる現代オルタナティブの視座“オルト・ウェイヴ”な暗黒ナイトとなるだろう。