Yaejiの初来日が決定、WWWのニューイヤーパーティーに登場
2017.12.26
YaejiがWWW/WWW Xにて12月31日から1月1日にかけて開催されるニューイヤーパーティーに登場する。
WWWのニューイヤーパーティーは日本のヒップホップアクトを中心にラインナップされており、『Pitchfork』やアジア圏のヒップホップカルチャーをフィーチャーし続ける「88rising」が注目する彼女にとって、最高のタイミングでの日本初パフォーマンス披露となる。
Yaejiこと24歳のKathy Yaeji Leeは、韓国人の両親を持つニューヨーク拠点のプロデューサー/DJ/ヴィジュアルアーティスト。彼女がアーティストとして脚光を浴びたきっかけの一つが、Max MacFerrenら現行NYアンダーグラウンドのエレクトロニックミュージックのアーティストたちのリリースを扱う、〈Physical Therapy〉によるレーベル〈Allergy Season〉から、2017年1月にリリースされたコンピレーション『Physically Sick』への参加だった。本コンピにはPerson Of InterestやJ.Albert、Umfang 、Via Appなど、Physical Therapyとレーベルメイトの間柄にある北米拠点のアーティストたちの他、Octo OctaやJayda G、rRoxymoreら、今や世界が注目するアップカミングなアクトとなったハウスプロデューサーたちが名を連ねていた。
Yaejiの作品“Full Of It”は、ひと際ファットな低音と自身のウィスパーな歌声を活かしたオルタナティブなハウスミュージックとして仕上がっており、当時まだほぼ無名だった彼女の才能を感じさせるには十分すぎる出来だった。
2017年の露出は増える一方で、『Fader』や『Dazed』、Mall Grabによる〈Steel City Dance Discs〉テイクオーバー回を含めた複数に渡る「Rinse FM」など主要ポッドキャストへのミックス提供などでも、彼女の名前を見た人は多いはず。
同時に〈Godmode〉よりリリースされた2017年3月のデビューEP『Yaeji』、同年11月のDrakeの”passionfruit”のリミックスを収録した『EP2』を経て、インディー/ダンスミュージック界隈の垣根を飛び出した知名度を獲得。ロウハウスからトラップまでの多岐に渡る音楽をYaejiなりの感覚の基に一つのパッケージとして取り扱う感覚は、彼女と同じ、もしくはより下の世代を中心に大きな支持を集めている。そんな彼女の日本初となるパフォーマンスは、新世代のヒップホップ/ハウスミュージックのファンならずとも必見の内容となるだろう。
また、本イベントの2018年へのカウントダウンは10月に待望の1stアルバム『MODERN TIMES』 をリリースしフジロックでの圧巻のパフォーマンスを披露、Boiler Roomのジャパニーズヒップホップ回にも出演したPUNPEEがDJ SETで今年を締めくくり新年を祝うほか、ストリートカルチャーにも多大な影響を与える川崎拠点のヒップホップクルーBAD HOP、『Cho Wavy De Gomenne』が爆発的バイラル・ヒットを起こしたライジングスターJP THE WAVY、2月にリリースした2ndアルバム『HIKARI』のロングヒット他、躍動するビートセンスと極上のメロウネスで多くの音楽家達から信頼を得ているトラックメイカー/MPCプレイヤーSTUTS、メンバーそれぞれ独自の活躍をみせる気鋭のYENTOWNからMonyHorse、PETZ、kZmの3名が出演するなど、2017年を締めくくるに相応しいヒップホップアクトたちが顔を揃えている。
イベント詳細は以下の通り。
WWW NEW YEAR PARTY 2018
Date: 2017/12/31(Sun)
Venue: WWW / WWW X
Open/Start: 22:00
Adv: ¥3,000
Door: ¥3,500
Line up:
PUNPEE (DJ・COUNTDOWN ACT)
Yaeji
KID FRESINO
JJJ
JP THE WAVY
STUTS
Qiezi Mabo
BAD HOP
MonyHorse, PETZ, kZm(YENTOWN)
ゆるふわギャング
RAU DEF
DJ:
KM
shakke-n-wardaa
CH.0
TSUBASA a.k.a JAM(YENTOWN)
Bushmind
矢車
YonYon
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