現行テクノシーン随一の注目アクトVRILの一夜限りの再来日ギグと、THA BLUE HERBのO.N.Oのミニマル・テクノ名義onomonoのリリースパーティーが共同開催に
2016.2.29
EUアンダーグラウンド・テクノ・シーン随一の注目アクトVRILの一夜限りの再来日ギグとTHA BLUE HERBのO.N.Oによるミニマル・テクノ名義onomonoの『outcome』のリリースパーティーがタッグを組んだパーティーが3月20日(日)に開催される。
素性を明かさずミステリアスにテクノ・シーンに出現したVRILは、『Resident Advisor』のトップ・レーベルにも選出された〈Giegling〉傘下の〈Forum〉からは1stアルバム『Torus』を、Svreca主宰の〈Semantica〉や超名門〈Ostgut-Ton〉などの先鋭的なレーベルからも順調に作品リリースを重ね、その楽曲は幾度もMarcel DettmannやMarcel FenglerなどのMix CDにも収録され、アンダーグラウンド・シーンに於いて確実な支持を獲得してきた。そのエンドレスに続くような躍動感に満ちた綿密なビートとグリッチーでストレンジな音響構築、空間的シンセが特徴的なスペーシーなトラックからエクスペリメンタル~インダストリアルなミニマル・テクノまで幅広い才能を遺憾なく発揮している。昨年にはオランダの老舗レーベル〈Delsin〉から2ndアルバム『Portal』をリリースし、2015年の『Resident Advisor』の「Top 40 Live Acts」では17位に選出される活躍を見せている。
THA BLUE HERBの全トラックメイクを手掛け、その手ひとつで独自のサウンドを展開し続けているO.N.Oによるミニマルテクノプロジェクト、onomono。2015には2ndアルバム『outcome』をリリースし、またそれ以前までにはソロプロジェクトあわせて10枚のアルバムを発表し、シーンの中枢を鋭く抉る独自の楽曲群を生み出し続けている。独自に編み出したドラミング理論の再解釈やbpm、グリッドの制約から解放されたトラックで、新たなフィールドへの挑戦をし続けている。そしてよりストイックにミニマリズムを追求し叩き出された音圧と強度、それらが織りなす比類のないグルーヴは、反復し変質し続ける音の連続体、onomonoのプロジェクトを完成へと導いている。最新ライヴセットも必見だ。
メインフロアのDJには、世界的に「ジャパニーズ・アンダーグラウンド・テクノ・キング」と称されるDJ、TAKAAKI ITOH、ベースミュージックに起因するエクスペリメンタルなサウンドを武器に昨今はヨーロッパでのツアーなどもをこなしているENAが登場。
TechnoでTranceするパーティー「manosu」がオーガナイズするSALOONには、ゲストDJにIORIが登場する。
イベントの詳細は以下の通り。
root & branch presents UBIK
feat. VRIL vs. onomono “outcome” Release Party
Date: 2016/3/20 (sun)
Venue: 代官山 UNIT
Open/ Stat: 23:30
Advance: ¥3,000
Door: ¥3,500
Line up:
[Live]
VRIL (Giegling, Delsin – DE)
onomono a.k.a. O.N.O (THA BLUE HERB, STRUCT)
[DJ]
TAKAAKI ITOH (WOLS, RESIDENCE)
ENA (7even, Samurai Horo)
《SALOON: manosu》
[GUEST DJ]
IORI (Bitta, Field, Semantica)
[DJ]
NOP (troplott)
MinAmi
iYAMA
Shimano
Ticket Outlets:
LAWSON (73519), e+ (eplus.jp), diskunion CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿, 下北沢), diskunion 吉祥寺, TECHNIQUE, JET SET TOKYO, clubberia, RA Japan, UNIT
Information: 03-5459-8630 (UNIT)