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United We Stream

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ベルリン発の“24時間オープンのヴァーチャルクラブ”『United We Stream』がローンチ

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐための対策としてドイツ・ベルリンでは3月13日より正式にクラブが閉鎖されたが、同時に、Berlin Club CommissionとReclaim Club Cultureが主催する“24時間オープンのヴァーチャルクラブ” =『United We Stream』が3月18日にローンチされた。

 

 

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によってユーラシア大陸諸国のクラブが閉鎖を敢行し、また各国政府が国境封鎖を行うことによって、ツアーをすることを生業としている膨大な数のアーティスト、及び興業としてパーティーを行うことで経営しているクラブは大打撃を受けている。また3月16日にはベルリンのKater Blauが、3月7日に同クラブを訪れたパーティーの参加者がCOVID-19の検査で陽性だったことを確認したことを発表するなど波紋は広がっており、『United We Stream』主催の声明によれば、ベルリンでは「約9000人のクラブ従業員/関係者が仕事も賃金も無くなり、“ベルリン”をアイデンティティの一部としている多くの場所が破滅に直面している」状況だという。

 

これを受けて、Berlin Club Commission(クラブ委員会)とReclaim Club Cultureが主導となり、独仏共同出資のテレビ局「ARTE」が運営する音楽コンテンツ配信プラットフォーム「ARTE concert」、ベルリンとデュッセルドルフに会社を構える映像制作会社「ifbbw」などをストリーミングパートナーに、そしてRBB(Rundfunk Berlin-Brandenburg)とradioeins、ALEX TV、『VICE』などをメディアパートナーに迎え、ベルリンを拠点とするイベントオーガナイザー/プロモーター、そしてクラブと協力し、ベルリン発の世界最大級ヴァーチャルクラブ『United We Stream』を設立。

 

United We Stream

 

Watergate、Tresor、Griessmuehleを始め、ベルリンの各クラブからDJ及びライヴセットが連日配信されるほか、クラブカルチャーの様々なテーマでディスカッションとプレゼンテーション、映画のプラットフォームとしても機能する。ライヴ配信とアーカイヴは『United We Stream』のFacebookや、「ARTE concert」の配信サイトおよびYouTubeチャンネルで視聴することができる。

 

またサイトでは、このヴァーチャルクラブへの“エントランスチケット”や“仮想のビール/水”と引き換えにしたユニークな寄付のシステムが実装されているほか、Tシャツやフーディーの販売も行われており、月額10〜30ユーロからスポンサーになることで今後公開される全てのコンテンツにアクセスできるようになることもアナウンスされている。さらに『United We Stream』はドイツ最大のドネーションプラットフォーム「betterplace.org」でもプロジェクトを立ち上げており、クラブと主催へのダイレクトな寄付もできる。

 

https://en.unitedwestream.berlin/

 

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  • 2/1 追加
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