ゲットーハウス/ジューク・シーンの生き字引、Traxmanが東京と大阪を巡るジャパンツアーを開催
2015.11.8
近年盛り上がりを見せるゲットーハウス/ジューク・シーンのレジェンドとして称えられ、シーンの歴史と共に30年以上のキャリアを誇るTraxmanが11月にジャパンツアーを行う。
Traxmanは、1971年にハウスミュージックの故郷シカゴで生まれ、アシッドハウスとゲットーハウスを浴びて育ち、物心ついたころにはすでにターンテーブルを操っていたという。15歳でシカゴハウスの父として知られるRon Hardyのプレイを目撃し、本物のDJに開眼。1990年代にはフッドの友人であるDJ FunkやJammin Geraldら、現在世界中で再評価が著しいゲットーハウスのオリジネーターらとともに、シカゴウエストサイドをリードし、その活動を現在まで続けている。
その一つの形として、2012年〈Planet Mu〉よりデビューアルバム『Da Mind Of Traxman』を、昨年には同レーベルから2ndアルバム『Da Mind Of Traxman vol.2』を発表し、サンプリングマジックにより生み出されたメロウかつフリーキーなサウンドは、ジューク/フットワークのみならず、ヒップホッ プ、ドラムンベース、ハウスなど世界中の多くのジャンルに影響と衝撃を与えた。
ジャックハウスからジューク/フットワークに至る、シカゴハウスの歴史を総覧するような多彩かつ奥深いDJプレイこそ、彼の真骨頂であり、ジューク、テクノ、ゲットーハウス、アシッドハウス、ヒップホップ、ジャズなど、あらゆるジャンルを、ジャグリングやスクラッチなどを織り交ぜながらミックス。マイクを持ち、客をあおり、コール&レスポンス。その瞬間、あらゆるクラブが“トラックスマン劇場”と化すとも言われている。DJにとどまらない、エンターテイナーとしての顔もまたトラックスマンのプレイの醍醐味。ぜひとも多くの方に味わっていただきたい。
Taxmanは今回のジャパンツアーではロングセットを予定しているとか。ツアー初日の大阪のCIRCUS OSAKAでのパーティーでは、日本を代表するジューク/フットワーク・クルー〈Booty Tune〉のD.J. FulltoneとHiroki Yamamura、tofubeatsとのコラボなどで知られる関西を代表するトラックメイカーOkadadaらがサポートし、翌日の東京のCIRCUS TOKYOでのパーティーでは大阪に引き続きのD.J.Fulltonoに加え、〈BLACK SMOKER〉のKILLER-BONGとJUBEによるTHE LEFTY、〈TREKKIE TRAX〉のandrew & Carpaiterら豪華な面々が脇を固める。
イベントの詳細は以下の通り。
[OSAKA]
Date: 2015/11/13 (Fri)
Venue: CIRCUS OSAKA
Open 23:00
ADV: 2000
Door: 2500
※別途1d
Ticket: PeaTiXチケット
Line up:
[GUEST]
TRAXMAN (TEKLIFE/TEKK DJZ/from Chicago)
[DJ]
D.J.Fulltono (Booty Tune/TEKK DJZ)
okadada
Keita Kawakami
Hiroki Yamamura (Booty Tune/Evil Disco Trax)
Info: http://circus-osaka.com/events/traxman-in-osaka-2015/
[TOKYO]
Date: 2015/11/14 (Sat)
Venue: CIRCUS TOKYO
Open: 23:00
ADV: 2500yen
Door: 3000yen
Ticket: PeaTiXチケット
Lineup:
[Guest]
TRAXMAN
[DJ]
D.J.Fulltono
THE LEFTY -KILLER-BONG & JUBE- (BLACK SMOKER)
andrew & Carpaiter
DALLJUB STEP CLUB (SUBENOANA)
SEKIS & DIKE ft.ALCHINBOND (ONEDAY REC)
[1st floor]
珍盤亭娯楽師匠 (珍盤亭一門)
KENT ALEXANDER (PPP, Бh○§†)
dubstronica (GORGE.IN)
MORIURA (TOPGUN)
$HOW5 (#テガキ)
Info: http://circus-tokyo.jp/events/traxmand-j-fulltono-tekk-djz-in-japan-2015/