NEWS

Tolouse Low Traxがライヴセットを引っ提げて、東京『Veta』と大阪『Factory』を巡るツアーを開催

2018.2.19

共に新進気鋭アーティストのブッキングに定評のある、東京を基軸にしたパーティー『Veta』と大阪を基軸にしたパーティー『Factory』が、2018年3月にTolouse Low Traxのジャパンツアーを仕掛ける。

Tolouse Low Traxは、ポストロックバンド「Kreidler」の一員であり、またLena Willikensもレジデントを務める前衛精神溢れる文化都市として最注目されるデュッセルドルフの最重要スポット「Salon des Amateurs」の仕掛け人でもあり、さらには伝説的クラウトロック・バンドLa! Neu?メンバーとのコンビ「Toresch」でも活躍する、Detlef Weinrichのソロプロジェクト。

Weinrich自身が、「僕の音楽の根源はシンプルなものに結びついている。でもそれは必ずしもミニマルではない。僕は未完成な音楽でも十分踊れるんだ。未完成な音楽には瞬間的な美が宿るから。僕の作業はとてもシンプルだ。僕はむしろ可能性の幅を狭めていく。制限することでかえって自由度が高まるんだよ」と説く倫理観は、〈Idle Press〉、〈Infiné〉、〈Karaoke Kalk〉、〈Kunstkopf〉、〈Neubau〉、〈Themes For Great Cities〉、〈Antitote〉、〈Cómeme〉、〈Dekmantel〉といったレーベルからの多様なリリースに反映されている。シンプルかつ強度ある催眠的シーケンスと、オブスキュアなマシングルーヴで、世界中の酔狂者を深みにハメ続けているのだ。唯一無二の音楽観で長年に渡ってシーンに身を投じてきた彼が、その燻し銀と言えるライヴセットを引っ提げて、Circus TokyoとCircus Osakaに登場する。

3月24日（土）にCircus Tokyoで開催される『Veta』には、昨年『Berlin Atonal』に出演するなど、世界的評価を確立しつつある孤高のDJのYousuke Yukimatsu（行松陽介）や、大阪公演オーガナイズの『Factory』よりKoji Sawamura、『Veta』レジデントのOkudaとTakahashiが登場。加えてラウンジフロアには、〈melting bot〉主宰でWWWβを運営するSlyAngle、『解体新書』を主宰するRomy Mats、『CYK』クルーからKotsuなど、近年活躍目まぐるしい面々が揃い踏み。

3月23日（金）にCircus Osakaで開催される『Factory』には、ALUCAとAIDAに加えて、『Veta』クルーよりGingaが出演する。