Thomas Brinkmannが特別なライヴセットを披露する一夜限りの来日公演が代官山UNITにて開催
2016.11.18
1990年代からMike Ink(a.k.a Wolfgang Voigt)やBasic Channelらとミニマル・テクノの礎を築き、エクスペリメンタル・サイドまで自在に横断する鬼才Thomas Brinkmannの5年振りの来日公演が12月2日(金)に代官山UNITにて行われることが緊急決定。
Thomas Brinkmannは、カルト・クラシック“Isch”や、Richie Hawtinの『Concept』を自作のデュアルトーン・アーム・ターンテーブルを駆使してエクスペリメンタルな手法で再構築した『Concept1 – 96:VR』、よりフロアにフォーカスしたファンクネス溢れるデトロイト・ハウスにも通じるSoul Center名義の作品群、最も実験的とされる『Klick』など、革新的手法でミニマル・テクノの重要作品を生み出し常に新しい時代を切り開いてきた。また、彼が主宰するレーベル〈Max.Ernst〉からはLucianoやVladislav Delayを筆頭に数多の才能溢れるアーティストを輩出してきた。
また直近では、昨年オーストリアの〈Editions Mego〉から11曲の永続的なリズムから構成されたというコンセプチュアルな『What You Hear (Is What You Hear)』、そして本年9月にはグランド・ピアノの音をバイナリー・コード化してミニマリズムに対する破壊的なオマージュを意図したという『A 100 Keys』、間髪入れず10月にはザラザラとしたノイズと蜃気楼のようなアンビエンスが密度のある抽象空間を描き出すドローン作品『A Certain Degreeof Stasis』をフィンランドの〈Frozen Reeds〉からリリース。その止まることを知らぬクリエイティヴィティは熟練の黄金期を迎えている言って良いだろう。今回は、そんな〈Editions Mego〉からリリースした直近2作品をベースとした「Editions Mego Set」と、ナイフでレコードの溝を切り変化させたサウンドやノイズで生成したループを重ねる実験的な「KLICK」とフロア・ライクな「ERST / SOUL CENTER」のハイブリッド・セット、計2セット(実質3セット)を披露。ご来場者にアーティストの間近で臨場感溢れる特別な体験を提供するためにライヴは客席フロア中央で行われ、そのためチケット販売は限定200枚となっている。代官山UNITでの一夜のみとなるプレミア公演は必見だ。
さらに、今年9月に自身が主宰する〈sludge-tapes〉から1stアルバム『Transmutation』をリリースしたmiclodietと、テクノリスナーまで支持を得る東京屈指のインダストリアルミュージック・デュオCARREも出演。ノイズ、ドローン〜インダストリアル〜ミニマル〜テクノまで縦横無尽に踏破するエクスペリメンタルな一夜になることは間違いない。
イベントの詳細は以下の通り。
UNIT / root & branch presents
THOMAS BRINKMANN : LIVE
Date: 2016/12/2 (Fri)
Venue: UNIT
Open: 19:00
Start: 19:30
ADV: ¥3,000
Door: ¥3,500
※別途1ドリンク
※本公演では、各アーティストのライヴは客席フロア中央で行われます。ご来場者はアーティストの間近で臨場感溢れる特別な体験をして戴く為、限定200枚のチケット販売とさせて戴きます。また、本公演はオールナイト公演ではございません。
Ticket Outlets:
LAWSON
e+ (eplus.jp)
diskunion CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿, 下北沢)
diskunion 吉祥寺
TECHNIQUE
JET SET TOKYO
clubberia
RA Japan
UNIT
Line up:
Thomas Brinkmann – Editions Mego Set (What You Hear (Is What You Hear) / A 1000 Keys) & Hybrid Set (Klick / Ernst / Soul Center)
miclodiet (sludge-tapes)
CARRE
More Info: UNIT
03-5459-8630
www.unit-tokyo.com