Wata IgarashiとGunnar Haslamが〈The Bunker New York〉からそれぞれ新作EPを6月にリリース
2019.5.10
ハイクオリティーな作品を発表し続けるNYのレーベル/プラットフォーム〈The Bunker NY〉が、6月21日にWata IgarashiとGunnar Haslamそれぞれの最新EPをリリースすることを発表した。
〈The Bunker NY〉から通算3作目のリリースとなるWata Igarashiの新作EP『Kioku』は、日本語の「記憶(Memory)」に由来しているという。プレスリリースによれば、Wata Igarashiは本作について「パワフルな音楽を聴いていて本当に何も考えることができない時が何度もあります。しかし身体は呼吸をし、動く方法を覚えています」とコメント。さらに、タイトルトラック“Kioku”については、「全ての高速で複雑なメロディーの組み合わせは、シナプスと神経を介した繋がりなど、私たちの記憶がいかにして機能するかを想像させます。……この音楽は私の経験と記憶に由来しています」と説明している。本EPは、人間の思考や身体の複雑さと美しさが反映された素晴らしい4曲のプロダクションによって構成された作品となっている。
同じく〈The Bunker NY〉から通算3作目のリリースとなるGunnar Haslamの新作EP『Seasick Acid』(意訳: 船酔いのアシッド)は、素粒子物理学の研究をしていた背景を持っている彼の多元論に、「ミラー化された現実と、大陸に完全に実現された彼独自の潜水艦の理論システムの、捻れた領域を採用している」という。船酔い(Seasickness)と名付けるサウンドは、Gunnar Haslamの個人的な経歴からきているそうで、「音楽を聴くのに最適な夜は、滑らかな航海ではなく、岩だらけの航海だ」と説明している。4曲全てが、フロアに奇妙な原動力をもたらすアシッドテクノ作品となっている。
Wata Igarashiの『Kioku』とGunnar Haslamの『Seasick Acid』の詳細は以下の通り。
Wata Igarashi
『Kioku』
Release date: 2019/6/21
Label: The Bunker New York
Cat no.: BK039
Format: 12″ Vinyl / Digital
Order here: https://thebunkerny.bandcamp.com/album/kioku-ep-the-bunker-new-york-039
Tracklist:
A1. Body
A2. DNA
B1. Gravity
B2. Kioku
[Digital-only] Kioku (Big Room Ambient Version)
Gunnar Haslam
『Seasick Acid』
Release date: 2019/6/21
Label: The Bunker New York
Cat no.: BK038
Format: 12″ Vinyl / Digital
Order here: https://thebunkerny.bandcamp.com/album/seasick-acid-the-bunker-new-york-038
Tracklist:
A1. Leeward Tripping
A2. Coastal Geography
B1. Seasick Acid
B1. Seasick Version