agraph、Seihoらが新たな複合イべント『Sound & City』にて特別プログラムを披露
2016.4.14
『WIRED』日本版とRhizomatiks、そしてTechShop Tokyoがプロデュースする、「カンファレンス+ライヴ+インスタレーション」が渾然一体となった新しいタイプの複合イべント『Sound & City』が、4月28日と4月29日の2日間にわたって開催される。会場となるのは、今年30周年を迎えるアークヒルズだ。
今年2月に待望の3rdアルバム『the shader』をリリースした電子音楽家のagraphこと牛尾憲輔は『クリエイティヴのR&Dと「音楽家」の行方』と題したスペシャルレクチャーを行い、Flying Lotus主宰の〈Brainfeeder〉に所属する盟友Matthewdavidのレーベル〈Leaving Records〉より3年ぶりとなるオリジナルアルバム『Collapse』を5月18日にリリースするSeihoは、生花とモジュラーシンセを融合した一夜限りのスペシャルパフォーマンスを披露。そしてtofubeatsは、トークセッションと、滅多に披露することのないアンビエントセットで出演する予定となっている。
さらには、ヘッドホンブランド〈Beats by Dr. Dre〉のプレジデントであるLuke Woodが『「音楽体験」の未来』をテーマにトークを行い、また、ESP & Vestaxを生んだ起業家の椎野秀聰(Hidesato Shiino)は最新プロジェクトについて語るなど、ビジネス的側面にフォーカスしたカンファレンスも行われる予定となっている。
イベントの詳細は以下の通り。
SOUND & CITY
Date: 2016/4/28(Thu)〜4/29(Fri)
Venue: アークヒルズ(アーク・カラヤン広場、WIRED Lab.、TechShop Tokyo、アークヒルズカフェ)
Entrance: FREE(レクチャー、一部ライブ、ワークショップは有料)
Line up:
[4/28]
Luke Wood
Seiho
Philharmonia Orchestra
[4/29]
tofubeats
Ei Wada Electronicos Fantasticos!
Akiko Nakayama
agraph
Hidesato Shiino
主催: 森ビル株式会社
企画制作: WIRED Lab.(Rhizomatiks+『WIRED』日本版)、TechShop Tokyo、KaleidoWorks
協賛: 富士通株式会社
特別協力: ブリティッシュ・カウンシル
協力: J-WAVE、ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテイメント、ゼンハイザージャパン株式会社、W’s Company、VIE SHAIR
More info: http://sound-and-city.jp/
ABOUT SOUND AND CITY:
カルチャー、ビジネス、テクノロジー。これらがもはや別個に語られる時代は、もう終わった。それは渾然一体となって、未来の社会の礎となるべきものだ。
毎年春にオースティンで開催されるSXSWや、バルセロナで開催されている音楽フェスSonarなどを例にとるまでもなく、未来をつくるイノヴェイションは、カルチャーとビジネスとテクノロジーが別け隔てなく結びついた、新たな価値観のなかから生み出されている。
上記のイヴェントにならいつつ、クリエイティヴカルチャーとスタートアップカルチャーとエンジニアカルチャーの3つの結節点となるようなイヴェントを、との目論見から生まれた。
サントリーホールを有し、東京を代表する音楽空間でもあるアークヒルズのレガシーを引き継ぎながら、その「文化」を未来に向けて繋ぐこと。「音楽=Sound」を中心に、新たなビジネス、新たなテクノロジー、そして新たなカルチャーをつくりだしていくこと。
従来の産業構造や仕組みを飛び出して新しい価値を創出していく「新しいクリエイター/ビジネスマン=クリエイティヴアントレプレナー」の表現の場(遊び場・実験場)が「Sound & City」だ。
インスタレーション、ライヴイヴェント、トーク+レクチャー+ワークショップを通じて、未来の東京をつくるアイデアやヴィジョンを交換する。