Ryan Elliottが新レーベル〈Faith Beat〉をローンチし、EP『The Introduction』を7月にリリース
Photo : Stephan Redel
2019.7.3
USはデトロイト発で現在はベルリンを拠点に活動するプロデューサー/DJ、Ryan Elliottが新レーベル〈Faith Beat〉をローンチし、新作EP『The Introduction』を7月にリリースする。
Berghain/Panorama BarのレジデントDJであり、〈Ostgut-Ton〉からのリリースやミックス、また人気ミックスCDシリーズ『Fabric』の88番を務めたことでも知られるRyan Elliott。2019年5月に、6年ぶりの新作EP『Paul’s Horizon』をホームレーベル〈Ostgut-Ton〉からリリースし、ファンキーなテクノと共にカムバックを果たした。そして7月には、Ryan Elliottのダンスミュージックへの深い愛と信念を反映したレーベル〈Faith Beat〉をローンチした。
「そろそろ自分のレーベル=ベイビーを持つ時がきました。僕が知っていて尊敬しているアーティストであれ、機会を与えたい新進気鋭のアーティストであれ、リリースをしたいと思っています。僕は今、自分自身のやりたいことをやって、貢献する必要性を強く感じています。そして色々な意味で、アーティストとしての僕にとっては新しい章のように感じます。僕はただのDJではなく、さらに“プロデューサー”になり、そして今はレーベルオーナーになりました」
– Ryan Elliott (Faith Beat / Ostgut-Ton)
〈Faith Beat〉は、繊細さ、ニュアンス、グルーヴが際立った、入念に作られたクラブツールに焦点を当てているという。「レーベルのコンセプト上、達せすべきことに対する明確なヴィジョンを持っている」という〈Faith Beat〉は、テクノとハウス、またはその中間にある全ての妥協の無いアウトプットのための手段としての役割を果たすレーベルとなりそうだ。
ローンチと共にリリースされるEP『The Introduction』は、豊富なシンセシスト重厚なドラムに溢れた4曲のマシーンテクノで構成されている。そのタイトルが示す通り、今後の展望を洞察する作品となっていると言えるだろう。
Ryan Elliottの新作EP『The Introduction』の詳細は以下の通り。
Ryan Elliott
『The Introduction』
Release date: 2019/7/19
Label: Faith Beat
Cat no.: FAITHBEAT01
Tracklist:
A1. The Introduction
A2. Snake Charmer
B1. Climb The Ladder
B2. Get To You