Plaidが通算10枚目となるアルバム『Polymer』を6月7日にリリース
2019.4.23
Aphex TwinやAutecherと共に長きに渡ってエレクトロニックミュージック・シーンを牽引する〈Warp〉の看板アーティスト、Plaidが通算10枚目となるスタジオアルバム『Polymer』を6月7日にリリースする。
これまでも大胆で、心に響くエレクトロニックミュージックを創り出してきたEd HandleyとAndy TurnerからなるPlaidは、90年代初期に所属していたThe Black Dogから枝分かれして誕生したユニット。Plaidとして活動を始めた頃から、エレクトロニックミュージックの領域を大きく広げてきた。最新作『Polymer』から先行で公開された、反復される機械的なビートに美しいメロディが心地良い“Maru”、そして“Recall”では、Oneohtrix Point Neverのサンプリング使いも思い起こさせるかのようなビートに加え、インダストリアルなサウンドが聴こえてくる、紛れもなく〈Warp〉が牽引してきたIDMスタイル、そしてPlaidのサウンドを奏でている。
エネルギッシュなサウンド、明るくメロディックで体の奥に響くリズム、催眠剤のようなテクスチュアーを駆使して創り上げたアルバム『Polymer』は、おそらく彼らにとって、今までで最もまとまりのあるダイレクトな作品と言えるだろう。感情のうねり、感化、インスピレーションなどを幅広く網羅した『Polymer』は、今の時代のために作られたアルバムである。特徴的なポリフォニー、公害、政治から影響を受けており、環境、合成品、生存と死、人々の繋がりと断絶といったテーマをぶつけている。
「『Polymer』で扱っている問題点や利点は、このアルバムにとって良いテーマになるだろうと感じた。反復性の強さ、忍耐力と厄介な固執、天然物 vs 人工物、シルクとシリコン、それらが僕らの生活に与える重要な影響だ」 – Plaid
2019年に設立30周年を迎える〈Warp〉の大黒柱として、Aphex Twin、Autecher、Nightmares on Waxらと共に、レーベルの輝かしい功績を称える存在となっている。持ち前の冒険心と遊び心溢れるアプローチが、Björkとの共作に繋がり、またMark Bell a.k.a LFO、Arca、The Haxan Cloakといったアーティストとのコラボレーションに繋がっている。
Plaidの最新作『Polymer』の国内盤にはボーナストラック“Sol”が追加収録され、さらに解説書が封入される。iTunesでアルバムを予約すると、公開中の “Maru”と“Recall”がいち早くダウンロードできる。詳細は以下の通り。
Plaid
『Polymer』
Release date: 2019/6/7
Label: Warp / Beat Records
Cat no.: WARP303 / BRC-601
Price: ¥2400(国内盤)
※ボーナストラック追加収録 / 解説書封入
Order here:
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http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10233
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[Apple Music]
Tracklist:
1. Meds Fade
2. Los
3. Maru
4. Ops
5. Drowned Sea
6. The Pale Moth
7. Dancers
8. Nurula
9. Recall
10. All To Get Her
11. Dust
12. Crown Shy
13. Praze
14. Sol (Bonus Track for Japan)