Pioneer DJが「rekordbox video」初対応のDJコントローラー「DDJ-RZX」を発表
2016.7.1
7月1日にPioneer DJ株式会社が、2015年10月のアップデートでDJプレイ機能「rekordbox dj」を搭載した楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」の更なるアップデート(ver.4.2)により、動画・静止画ファイルを使ったDJプレイを可能にする機能「rekordbox video」を開始すると共に、rekordbox video初の専用DJコントローラー「DDJ-RZX」を発表した。
DDJ-RZXは、様々な場所やシチュエーションでのDJプレイが求められるモバイルDJに対し、一体型コントローラーとしてのセットアップの手軽さを持ちつつも、DJソフトウェアの多様な機能を最大限使える、プロフェッショナルモバイルDJ向けコントローラーとなっている。優れた操作性や高い信頼性が数多くのDJの支持を受け、早くもDJ機器のスタンダードとなっているプロフェッショナルマルチプレーヤーCDJ-2000NXS2と同じ大型JOGを搭載し、ダイナミックなパフォーマンスを実現するフルカラーの「MULTI-COLOR PERFORMANCE PADS」など高い信頼性と操作性のインターフェイスを装備。
さらに、7インチのフルカラー液晶タッチディスプレイを各デッキ部とミキサー部に採用。各デッキ部のディスプレイでは、rekordbox dj上のトラックタイトル、BPM、KEYなどの楽曲情報や、PAD MODE、「BEAT FX」の情報を確認することができ、「BEAT FX」や「RELEASE FX」はディスプレイにタッチすることで、PC/Mac上で操作することなく、直接エフェクトの種類を変更することができる。また、選択されている PAD MODEの状態や、デッキにロードされている楽曲情報もすべてタッチディスプレイで確認・操作できるため、PC/Macの画面は最大限選曲に特化して使用することが可能に。ミキサー部のディスプレイでは、拡大波形や楽曲の「LOOP」情報、「HOT CUE」情報を確認でき、ミキサー部の各チャンネルのライン上で拡大波形を見ることができるので、直感的にどこのデッキがアクティブかを把握することができる。また直接タッチディスプレイを触って、楽曲の再生位置や状態をそのまま任意のデッキにコピーできる「INSTANT DOUBLES」も可能となっている。
また、ミキサー部分は、DJMシリーズの開発の歴史の中で培った技術を踏襲/継承し、大音量環境下のDJブースでも安定したパワフルなサウンドを実現。原音を忠実に再現したクリアかつパワフルでありながら長時間心地よく踊れるクラブサウンドと、優れた操作性を受け継いでおり、rekordbox djやrekordbox videoと組み合わせることで、DJのパフォーマンスの幅を広げることができる。
DDJ-RZXは7月中旬の発売開始、rekordbox videoは本日7月1日より利用可能となっている。商品の詳細は以下のリンクでご覧いただきたい。
DDJ-RZX: http://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/controller/ddj-rzx/black/overview/
rekordbox video: http://www.pioneerdj.com/ja-jp/news/2016/rekordbox-video/