Pioneer DJが「rekordbox」のアップデート(Ver.4.1)を公開し、DVS機能が追加に
2016.3.23
Pioneer DJ株式会社が、楽曲管理アプリケーション「rekordbox」のアップデート(Ver.4.1)を公開し、rekordboxのDJプレイ機能である「rekordbox dj」にDVS機能を追加した「rekordbox dvs」をリリースした。
rekordbox dvsは、プロフェッショナルプレーヤー/ミキサーと同様のオーディオ処理を施したrekordbox djのエンジンを使用しており、rekordbox dvs専用のControl Vinylは薄型化することで、スクラッチ操作を素早く快適におこなえる。rekordbox dvsとControl Vinylの組み合わせによって、アナログレコードでDJプレイする場合と比べてほとんど遜色のない高音質、高いレスポンス性能を実現し、思い通りのパフォーマンスを可能にしている。さらに、Pioneer DJ社のDVS機能対応のDJミキサー、コントローラーに対応しているので、別途新しく専用のミキサーやコントローラーを購入することなく、DVS機能が利用できる。
rekordbox dvsはプレイスタイルによってモードの変更が可能で、「Absolute Mode」では、アナログレコードを操作する場合と全く同様の操作感でDJプレイをすることができ、「Relative Mode」ではアナログレコードでの操作に加えて、デジタルならではの機能であるSYNCやHOT CUEなども同時に使用することができる。
また、DVSで重要となるオーディオルーティングの設定を簡易化されており、設定画面上にあるデッキとミキサーのアイコンを線でつなぐことでオーディオルーティングの設定ができる。異なる環境でも迷うことなく、安心してオーディオルーティングの設定が可能となっている。
さらに、楽曲をUSBメモリーにエクスポートしマルチプレーヤーやDJコントローラーで使用する従来の方法に加えて、ターンテーブルを使用して楽曲をコントロールするDVSをサポートすることによって、ハードウェア間でのさまざまなDJスタイルをrekordboxのライブラリ1つで実現できるようになったため、 ライブラリで楽曲を一元管理することで、rekordboxをさまざまなシステムで使用することができる。さらに、あらゆる場面でプレイしたフィードバック情報を蓄積していくことで、場所や機材によらない質の高いDJプレイを行うことが可能になっている。
「rekordbox dvs」の詳細は以下の製品ページをご覧いただきたい。