Peverelist、Tolouse Low Trax、Leon VynehallがContactにて開催される『解体新書』へ一挙に登場
2019.4.15
PeverelistとTolouse Low Trax、Leon Vynehallの3組が、4月20日にContactにて開催される新世代の電子音楽パーティー『解体新書』へ一挙に登場する。
Romy MatsとVJ Camelが中心となって展開する『解体新書』は、世界中から日本に伝わる多様な電子音楽を独自の観点でキュレーションするパーティー。
4月20日は、PeverelistとTolouse Low Trax、Leon Vynehallの3組に加えて、国内からは、ジャンルを超越したフリースタイルなプレイを展開するChee Shimizu、悪魔の沼クルーであり、音と音楽にまつわる様々なシーンで幅広く活動するCompuma、奇妙で美しい曲を選びながら挑戦的な実験性を持ってミックスを仕掛ける7eといった、越境的志向が導いた多様性と同時に目を見張る専門性を併せ持つDJを迎える。
PeverelistことTom Fordは、ブリストルにおいて絶大な影響力を持つレコードショップ「Rooted Records」に勤務する傍ら、ブリストルで生まれ続けるアンダーグラウンドシーンを紹介するべく2006年にレーベル〈Punch Drunk〉を設立した。自身の作品のほか、Smith & Mighty、Rob Smithの別名義RSD、Guido、Kahn、Bass Clefらブリストル新世代のアーティストに焦点を当ててリリースを続けてきた。 ジャングルやサウンドシステムカルチャーからの影響や、テクノ/ハウスやジャズなど様々な音楽性を内包しながらダブステップの可能性を拡大してきた音楽的評価もさることながら、愚直なまでに真摯にシーンの活性化に努めてきた彼は、その貢献度の高さから地元ブリストルで“レジェンド”と称されるほどの信頼を集めている。
2009年に発表した1stアルバム『Jarvik Mindstate』では、デトロイトテクノとダブステップを融合したフューチャーサウンドとして絶賛されたが、その一方で〈Honest Jon’s〉がリリースした『Shangaan Electro』のリワーク、PoleやShedなどジャンルを問わずリミックスも務めてきた。2010年には惜しまれつつも閉店したRooted Recordsのスピリットを継承し、セルフレコードショップとして「Punch Drunk Music」をオープン。2011年には、よりパーソナルな音楽性を打ち出すための新レーベル〈Livity Sound〉を設立し、これまでにPeverelist、Kowton、Asusuの中心メンバーを筆頭に、HodgeやMosca、Simo Cell、Laurel HaloなどによるUKガラージ/ダブステップとテクノ/ハウスが混然一体となった斬新なトラックをリリースしてきた。 また2017年には〈Livity Sound〉から2ndアルバム『Tessellations』を発表し、シーンから絶賛されると共に、同作は彼の決定版となった。2018年にも良質なリリースを〈Idle Hands〉や〈Punch Drunk〉より発表しながら、DJとしても世界中を幅広くツアーし、彼特有のサウンドを世に広げている。
ライヴセットで登場する、Detlef WeinrichのソロプロジェクトTolouse Low Traxは、過去にはポストロックバンド「Kreidler」の一員であり、Lena Willikensもレジデントを務める、ドイツの文化都市・デュッセルドルフの最重要スポット「Salon des Amateurs」の仕掛け人でもあり、さらには伝説的クラウトロック・バンドLa! Neu?メンバーとのコンビ「Toresch」でも活躍をしてきた。Weinrich自身が、「僕の音楽の根源はシンプルなものに結びついている。でもそれは必ずしもミニマルではない。僕は未完成な音楽でも十分踊れるんだ。未完成な音楽には瞬間的な美が宿るから。僕の作業はとてもシンプルだ。僕はむしろ可能性の幅を狭めていく。制限することでかえって自由度が高まるんだよ」と説く倫理観は、〈Idle Press〉、〈Infiné〉、〈Karaoke Kalk〉、〈Kunstkopf〉、〈Neubau〉、〈Themes For Great Cities〉、〈Antitote〉、〈Cómeme〉、〈Dekmantel〉といったレーベルからの多様なリリースに反映されている。シンプルかつ強度ある催眠的シーケンスと、オブスキュアなマシングルーヴで、世界中の酔狂者を深みにハメ続けている。
2019年に人気ミックスCDシリーズ『DJ-Kicks』から、独特な感覚で音色やテンポを紡いだストーリー性豊かなミックスを発表し、現行ハウスシーンにおいて唯一無二の存在感を放つUK発の才人、Leon Vynehall。流行に左右されない確固たるヴィジョンのもと、どこか異質でありながらグルーヴを損なうことのないダンスミュージックを構築するプロデューサーである。Martyn主宰の〈3024〉からデビューし、〈Rush Hour〉や〈Running Back〉といったレーベルから特異なトラックを発表してきた彼の音楽人生は、バンドでドラムとピアノを担当していた10代の頃まで遡る。当時の演奏経験に加え、クラシックなどのオーケストラ作品からポストパンクまであらゆる音楽を聴いてきた彼の雑食性は、トラックごとに異なるテンポや音使いでスタイルを使い分ける彼の制作面において色濃く映し出されている。そうした多様性にも関わらず、どの楽曲にも一貫しているのは、ダンスフロアの機能性に終始することのない一種の温かみを生み出すムードとエモーションだ。あらゆるメディアから評価を獲得し、スマッシュヒットを記録した2014年の1stアルバム『Music For The Uninvited』が契機となり、Leon Vynehallは世界中の著名クラブと名だたるフェスにブッキングされるようになり、大躍進を遂げた。2016年には〈Running Back〉より、2ndアルバム『Rojus (Designed To Dance)』を発表、さらに2018年には〈Ninja Tune〉に移籍し、そのエモーションをモダン・クラシカルやニューエイジなどに昇華した3rdアルバム『Nothing Is Still』をリリースした。
イベントの詳細は以下の通り。
解体新書 feat. Peverelist & Tolouse Low Trax × Leon Vynehall DJ Kicks Tour
Date: 2018/4/20 (Sat)
Venue: Contact
Open: 22:00
Before 23:00: ¥1000
Under 23: ¥1000
ADV / GH S Member: ¥2500
[ADV ticket outlets: https://jp.residentadvisor.net/events/1224363]
w/F: ¥3000
Door: ¥3500
Line up:
[Studio]
Peverelist (Punch Drunk | Livity Sound | UK)
Tolouse Low Trax (Antinote | Salon Des Amateurs | Germany) -Live
Chee Shimizu (Organic Music)
Romy Mats (解体新書)
Inqapool (解体新書)
[Contact]
Leon Vynehall (UK)
Compuma
7e
Bugoctet (Eclipse) B2B Ryo (Congress Dance)
More info: Contact
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