Off-Toneが同名の音楽レーベルを設立することを発表、また同時にhakobuneのライヴ音源もリリース
2017.3.24
キャンプイン型野外音楽イベント『CAMP Off-Tone』を始め、様々な形でアンビエントに主眼を置きながら音楽やアートを紹介してきた「Off-Tone」が同名の音楽レーベルを立ち上げることを発表した。
「Off-Tone」は、DJ/作曲家/エンジニアであるMatsusaka Daisukeのアンビエントコレクションを紹介するストリーミング放送として2009年にスタート。リスナーが最高8000人を越えた頃、「ネットだけじゃなく大勢で実際に集まって大迫力のアンビエントを聞きたい」という思いから、2011年1月より五感で楽しめる音空間を演出するパーティーへと進化し、都内のクラブ/イベントスペースで開催されてきた。2012年からは会場を野外にも広げ、『CAMP Off-Tone』という形で国内外のアンビエント・アーティストを紹介し続け、現在では国内屈指のアンビエントパーティーとして評価を獲得している。HigherFrequencyでも以前に『CAMP Off-Tone 2015』の体験記を掲載している。
今回のレーベル〈Off-Tone〉の設立に際しては、日本のアンビエント/ドローン・アーティストの代表格であるhakobuneや、サックス/フルート奏者の藤枝伸介によるプロジェクトSound Furnitureが以前の『CAMP Off-Tone』で披露したライヴ録音に特別なマスタリングを施して配信にて販売する。また今後は、「Off-Tone」主宰のMatsusaka Daisukeの7年ぶりとなる本人名義でのダンスフロア向け新曲など、設立当初からの形式上のアンビエント・サウンドにとらわれない方向で続々とリリースを予定しているとのことだ。〈Off-Tone〉からリリースされる音源は対応可能なサイトでは全てハイレゾで配信され、さらにクラウドファンディング形式の受注生産でアナログ12インチシングルもリリースが予定されている。3月〜4月にかけてのリリースラインナップの詳細と購入は、以下のリンクからご確認いただきたい。
Bandcamp: https://offtone.bandcamp.com/
Official site:http://www.offtone.in/blog/2017/03/24/%e6%98%a5%e3%81%ae%e5%a4%a7%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%ef%bc%81/