NEWS

Dustin ZahnとTensalがテクノパーティー『Mind Off』の3周年記念に登場

2017.4.13

Oscar MureloやTobias.など世界的なテクノ・アーティストを招聘し、回を追う毎に盛り上がりを見せる人気パーティー『Mind Off』の3周年を記念したアニバーサリーが4月22日（土）にVENTにて開催される。

ゲストには、RødhådやAdam Beyerなどからサポートを受けるアメリカ・ミネアポリス拠点のDJ/プロデューサーDustin Zahnと、スペインのアンダーグラウンドシーンを牽引し続けて20年位上のキャリアを誇るTensalがダブルヘッドライナーとして出演する。

Dustin Zahnは、3台のデッキを駆使したスムースなミックスとトライバルでダークなサウンドが多くのアーティストから注目を集めている。Richie Hawtinなどのミックステープに影響されて音楽を制作し、程なくして中西部のレイヴシーンを築いた人物であるIan Lehmanに出会うと、Ianからショーに招かれ、そのたった1回のショーを目撃して、未来を感じたという。Dustin Zhanは地元のパーティーでライヴのPAを始め、その僅か1年後にはステージに立ち、人気になっていった。Dustin Zahnのスタイルは不穏、トライバル、ダーク、催眠的といった言葉で表現されてきた。2001年にIanと〈Abiotic〉を共同設立し、ユニットのThe Attack Peopleも始動。ベルギーの〈Invasion〉からソロデビューし、2004年にはDustin Zhanが自身の拠点となるレーベル〈Enemy Records〉を設立してリリースを重ねていく。彼の作品はRødhådやAdam Beyer、Danilo Vigorito、Tim Xavier、Ben Sims、Chris Liebing、Dave Clarkeなどのテクノプロデューサーたちからサポートされてきた。特にAdam Beyerからは主宰レーベル〈Drumcode〉に招かれ、傘下の〈Truesoul〉からも含め、シングルや唯一のアルバム『Monoliths』（2014年）をリリースしている。近年はベルリンのダブテクノ系列レーベル〈Arts〉主宰のEmmanuelとのコラボシングルを発表するなど、進化を見せている。

一方のTensalは、この20年間で100を超えるリリースをしてきたデュオExiumの片割れでもあるHéctor Sandovalが2014年に始動した新しいプロジェクト。Tensalは同名のレーベルとしても機能しており、クラシカルなシンセを取り入れながら、よりモダンなテクノにフォーカスした新しい作品をリリースしている。2つの異なるヴィジョンをひとつのプロジェクトに取り込んだ最初のリリース『A / B』は世界中のアンダーグラウンドのテクノDJに支持された。彼のDJセットは、様々なテクスチャーや彼のマテリアルから放たれる輝度を取り込み、テクノの様々な側面を往来する。

強力な2人のアーティストをゲストに迎え、国内からはヨーロッパツアーを精力的に行なっているTakaaki Itohが登場。『Mind Off』の常連である、自身が主宰する〈Ribbon Recordings〉からは Tobias.をりミキサーに招いたシングル『Black Tartan』をリリースしたFragmentorと、海外フェスへの出演を果たしている実力者で幅広いタイプのテクノを操る『Mind Off』のオーガナイザーであるDani Savantもプレイ。盛大に祝うアニバーサリーパーティーとなる。