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Max Cooperが最新アルバム『One Hundred Billion Sparks』を携えて12月28日にVENTに登場

2018.12.7

エレクトロニックミュージックとヴィジュアルアートとサイエンスを、インスタレーションやA/Vライブセットなどの没頭させるような音楽体験を通して溶け合わせてきた鬼才、Max Cooperが12月28日にVENTに登場する。

90年代より音楽にのめり込みDJを始め、2000年より本格的に音楽活動として制作をスタートさせて以来、音楽と科学を同時に追い求めてきたイギリス出身のプロデューサー/DJ、Max Cooper。

2007年にシングルデビューして以降、単独でのライヴを中心に活動し、2009年にドイツ・ケルンの〈Traum Schallplatten〉からリリースしたEP『Harmonisch Serie』のヒットをきっかけに、一躍名前を知られる。コンスタントにリリースを続けながら、2014年3月に発表したデビューアルバム『Human』が「幻想的な美しさと破壊的なサウンドを駆使した壮大な音世界が素晴らしい」メディア各紙で高く評価され、さらにはプロダクションの延長に結実しているサウンドとヴィジュアルが融合したライヴが『Resident Advisor』の「Top Live Act&DJ」にも選出された。

一方で、2008年には計算生物学の博士号を取得しており、そのひとつの成果として2016年発表のアルバム『Emergence』では、「自然の法則美とそのプロセス」にフォーカスし、計算生物学の博士号を所持しているMax Cooperらしく「波、空間的次元、物理的力」などのデータを視覚化したフィルムコンテンツをミキシングして音楽を制作している。それ以降、『Emergence』のリリースと共に始動した、自分の情熱を具現化したレーベル〈Mesh〉からは、よりアートとサイエンスの幅広いコラボレーション作品をリリースしてきた。2018年9月には、Max Cooper自身がウェールズの人里離れたコテージに籠り、「日常生活というものを取り去った時、そこに何があるのかを表現しようとした」という最新アルバム『One Hundred Billion Sparks』を発表。同作のリリースを発表した際には、「私達は1千億個もの瞬きだ。火花を散らす1千億個のニューロンが感覚や考えを創り出している。1千億個のニューロンが、私達それぞれに違いをもたらしながらも繋いでいる」というコメントを添えていた。

感覚的に没入することにフォーカスしたライブパフォーマンスを発展させ、4Dサウンドのサラウンド・サウンドのライブや、カナダ人のアーティストMaotikと作りあげた音楽と映像が360度で体験できるドーム型のHyperformや、BerghainやAetherなどのクラブでもオーディオ・ビジュアルのショーを行っている。また、アーティストのFuture WifeやZaha Hadidの建築物ともコラボを行うなど、世界的に大きな活躍を見せているアーティストである。

最新アルバム『One Hundred Billion Sparks』が好評を博す中、2年振りとなる来日公演をVENTで開催。共演には、『THE LABYRINTH』のレジデントDJのSo、VENTにて人気パーティー『ELEPHANT』を開催しているREKI、UNER主宰レーベル〈Solar Distance〉からリリースを果たしたU:ICHIが登場する。

イベントの詳細は以下の通り。

Max Cooper

max cooper vent