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Jeff Mills、Terry Riley、Juana Molinaによる衝撃のツーマン・ライヴ三公演が、11月にWWW Xにて開催

2017.8.18

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Jeff Mills、Terry Riley、Juana Molinaの3組による衝撃のツーマンライヴ三公演が、11月にWWW Xにて開催される。

本企画では、11月7日（火）のJeff Mills×Terry Riley、2017年11月8日（水）のTerry Riley×Juana Molina、2017年11月9日（木）のJuana Molina×Jeff Millsと、三日間に渡ってそれぞれのアーティストたちがツーマンライヴを行う。

近年のJeff Millsといえば、音楽のみならず近代アートとのコラボレーションも積極的に行い、2007年にはフランス政府より日本の文化勲章にあたる芸術文化勲章「Chevalier des Arts et des Lettres」を授与、2017年に入ってからはフランス芸術文化勲章「Officier de la Légion d’honneur Ordre des Arts et des Lettres」を授与されている。また、2005年、モンペリエ交響楽団との共演をきかっけに開始したMillsとオーケストラの公演はこれまで全世界ですべてソールドアウト。ここ日本でもその公演は定期的に行われており、エレクトロニックミュージック・シーンのパイオニアでありながら、クラシック音楽界に革新を起こす存在として世界中の注目を浴びている。

Terry Rileyは、La Monte YoungやSteve Reich、Philip Glassと共にミニマル・ミュージックを代表する音楽家。この場合のミニマル・ミュージックとは、いわゆるダンスミュージックとは異なる現代音楽の文脈において、ミニマリズムを表現する音楽を指す。

Terry Rileyの代表作の一つに、1964年発表の『In C』が挙げられる。この曲は1～53のほぼ1拍の長さのフレーズから成り、演奏者たちが任意のタイミングで1から順にフレーズを演奏、また任意のタイミングで次のフレーズを演奏する、という手順で成立する。演奏者の人数と用いる楽器は任意で、ゆるやかなガイドラインの下で演奏する。その結果、時とともに異なった演奏が様々に連動しあっていくのである。このような即興的要素を作曲に取り入れることで、Terry Rileyは西洋音楽（クラシック音楽）の緊密な構成を否定するようになった。

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Juana Molinaは、1996年にデビューした、音楽ジャンルの壁を凌駕する唯一無二の独創的才能を持つアルゼンチンのアーティスト。2000年に発表した2ndアルバム『Segundo』によって人気に火がつき、徐々に世界にその名が知られ始める。3rdアルバム『Tres Cosas』は、『New York Times』の「The Best Pop Album of 2004」に選出される。2013年11月には約5年振りとなる新作『Wed 21』をリリース、今年4月には最新作『Halo』を発表した。これまでに来日公演も数多く多く行っており、rei haarakami、勝井佑二（ROVO）、高橋幸宏、原田郁子（クラムボン）、相対性理論、トクマルシューゴなど、日本のアーティストとの多数共演している。