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General LuddがCIRCUS TOKYOにて開催される新興パーティー『procope』に出演

2017.11.14

NYの人気パーティーが主宰する〈Mister Saturday Night〉から立て続けに発表している作品群で注目を集める気鋭のデュオGeneral Luddが、11月17日（金）にCIRCUS TOKYOにて開催される『procope』にゲスト出演する。

小規模ながらも突出して深い音楽文化を有するスコットランド・グラスゴーから出現したGeneral Luddは、同地の伝説的なネオ・ディスコバンドGolden Teacherの一員でもあるRichard McMasterと、2010年からの僅か2年間で2つのLPと多数のEPをDam Mantle名義で発表していたTom Marshallsayによって結成されたプロデューサー/DJユニット。共にGlasgow School of Artの出身であり、5年ほど前に自分たちの友人によるアートプロジェクトのためにサウンドインスタレーションを共作したことから意気投合し、General Luddとしてのキャリアを始めたという。

2014年にNYの〈Mister Saturday Night〉からデビューし、同年にグラスゴー拠点のローファイ～インダストリアル系統レーベル〈Clan Destine Records〉からも作品を発表した当時は、グルーヴに粗々しさとファンクネスを宿した新しいロウなハウス/テクノの一勢力として注目されていた。しかし、2015年頃からハードウェアの圧倒的な熱量にRichardとTomそれぞれの奥深い音楽的素養を掛け合わせた最大限のオリジナリティーを発揮し始め、ハウス、テクノ、UKベース、エレクトロ、アフロ～トライバルなどの要素が常に2つ以上交配したトラックを披露。その最たるは、地元グラスゴーの門番的レコードショップ直属レーベル〈Rubadub〉からのEP『RED-LUDD1』と、彼らのホームレーベル〈Mister Saturday Night〉からのEP『Sunset Yellow』という2016年に発表した2作品に、実に濃厚に凝縮されている。

彼らの作品は、これまでにTheo ParrishやDJ Harvey、Four Tet、Ben UFOなど多くの選曲に優れたDJたちからサポートを受けている。またGeneral Ludd自身も、グラスゴーのSub ClubやベルリンのPanorama Bar、NYで開催されたRed Bull Music Academyのフェスなど、パフォーマンスの場を徐々に拡大させている真っ只中だ。

サポートには、General Luddの2人から熱烈な指名を受けたJun Kamodaが出演決定。General Luddと同じく〈Mister Saturday Night〉からのEP『The Clay』で2016年に鮮烈な世界デビューを果たしたJun Kamodaは、2017年はClap!Clap!のリミックスや〈Black Acre〉からのシングルに始まり、10月には、いま最も世界中のユースが沸くDJ/プロデューサーのMall Grabが主宰する〈Steel City Dance Discs〉からEP『Misty Funk』を発表したばかり。11月には〈Black Acre〉から最新EPのリリースも決定している。非常に勢いに乗っている両者の初共演は、本場の『Mister Saturday Night』さながらの大熱狂に包まれること間違い無しだ。

<a href="http://junkamoda.bandcamp.com/album/the-distorted-haunted-ballroom-ep">The Distorted Haunted Ballroom EP by Jun Kamoda</a>

さらに、2016年はUSツアーを、2017年はヨーロッパのツアーをと活躍のフィールドを拡大し続ける食品まつり a.k.a Foodmanもライヴセットで登場。General Luddの特徴でもある民族感とハイブリッドミュージックを生み出す実験精神へと自然と呼応していると言える数少ないプロデューサーの一人である。

またメインフロアでは、“東京に集まる発展途上の才能、感覚、思想、文化が交わる遊び場”をテーマとする本プロジェクトを主宰する若手DJのRomy Matsがプレイ。ラウンジは、オーガナイズのRomy Matsが信頼を寄せる様々なルーツを持つ同世代のDJたちを招いて構成。ラウンジから新しい才能を見出すこともできるかもしれない。

イベントの詳細は以下の通り。

procope feat. General Ludd

Date: 2017/11/17 (Fri)