『Freerotation』レジデントのTom Ellis、悪魔の沼のDr.NishimuraとAwanoなどが1月12日にWWWβで再始動する『FLATTOP』に登場
2018.12.25
都内ヴェニューを巡る多様な母艦『FLATTOP』が“ダンスフロア”を追求すべく、UKの名物フェス『Freerotation』レジデントのTom Ellis、悪魔の沼のDr.NishimuraとAwanoなどをゲストに迎え、アンビエントの沼からミニマルの深みへと誘うコンセプチュアルな2フロアで、1月12日(土)にWWWβにて再スタートする。
『FLATTOP』は、2015年より様々なジャンル/形態のアーティストを都内の様々な場所で航空母艦(=FLATTOP)に集めイベントを開催してきた。主催/レジデントのYELLOWUHURUは今回の再始動を以下のように説明している。
「3年の間に『FLATTOP』を通して各地の色々な友達や新たな自分の居場所ができました。対外的なものとしてはOMSB、Hi’Spec、USOWAと始めたHIP HOPを軸としたレーベル〈GHPD〉、GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーとのイベントBODY ODD等。その中で今後『FLATTOP』を通じて何を追求していくか、日々模索し出した1つの答えが、自分が傾倒している“ダンスミュージック/ダンスフロア”の可能性を追求していくラボとして『FLATTOP』を再定義するということです。2つのフロア、全出演者が主役です。初めて『FLATTOP』を開催したのもWWWでした。またこの地から新しいスタートが出来ることが嬉しいです」
新たなスタートとして1月12日(土)にWWWβで開催される『FLATTOP』は、「蘆花」というタイトルのもと、WWWβに「濁」と「澄」という2つのフロアを設けている。フォーク、ブルース、ソウル、ジャズ、ファンクなど、様々な音楽を通じてダンスミュージックが生まれ、ダンスミュージックからニューウェイヴ、エクスペリメンタル、アンビエント等様々な音楽が生み出され互いに刷新されていくように、フリーフォームな音楽が流れる「濁 Floor」と、そこを通過した先に存在する「澄Floor」という名のダンスフロアとが共鳴する。サウンドシステムを導入し、過去の『FLATTOP』でも共に空間を作ってきた、佐藤円が各フロアの空間を演出する。
まず「濁 Floor」には、唯一無二の国産グルーヴで人々を底なし沼に誘う、悪魔の沼のメンバーでもある2人、Dr.Nishimura & Awanoが3時間セットで登場。様々なレコード店を渡り歩き、ドロ沼からイタロまでを自由に操るDr.Nishimuraと、悪魔の沼の首謀者であり、様々なミックス方法で新たな世界へ強引に連れてくAWANOという、酸いも甘いも知り尽くした2人が3時間、独自の解釈でアンビエント/エクスペリメンタルな世界を創り上げる。さらに、AKIRAM ENが率いるディープ・リスニング・イベント『ideala』のメンバーであり、自身でも『sinktank』というパーティーを主宰するwagotが唯一のライヴアクトとして登場。浅草の秘密基地Sound Bar Pure’sを中心に活動するDJで、『SHUTTERCHANCE』を主宰するCHANCEも出演する。
一方の「澄 Floor」には、UK・ウェールズのBaskerville Hallにて開催されている『Freerotation Festival』のコアメンバーであり、〈In Modo Di〉のレーベルオーナーであるTom Ellisが来日出演。長年に渡り、〈Telegraph〉や〈Archipel〉、〈Nite Grooves〉など様々なレーベルからコンスタントに出される彼の作品は決してアンセムではなく、世界のDJがフロアを機能させる必要不可欠なツールとして、あるゆるクラブで人々を躍らせてきた。しかし、そんな彼が自身の音源のみで構成したミックスは、彼のいぶし銀な楽曲達が1時間弱のアンセムに変身を遂げることを証明する傑作ミックスとして評価を得ている。
同フロアの国内からのゲストには、YELLOWUHURUが2018年8月に大阪の女流ペインターのUC EASTがClub STOMPで開催したパーティー『純』でのプレイを聴いた時に、産み出されるミニマルなグルーヴに踊ることへの歓喜を覚えたという、RYOSUKEが登場する。
イベントの詳細は以下の通り。
FLATTOP presents “蘆花”
Date: 2019/1/12 (Sat)
Venue: WWWβ
Open/Start: 23:30
ADV: ¥1800
Door: ¥2500
U23: ¥1500
ADV ticket outlet: https://www.residentadvisor.net/events/1201877
Line up:
[“澄” Floor]
Tom Ellis (Freerotation / In Modo Di)
RYOSUKE
YELLOWUHURU (FLATTOP)
[“濁” Floor]
Dr. Nishimura + Awano (悪魔の沼) – 3hours set –
wagot – LIVE
CHANCE (SHUTTERCHANCE)
riku (FLATTOP)
Space Design (All Floor) : Hitoshi Sato
More info: https://www-shibuya.jp/schedule/009820.php
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