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世界的評価の高いファッションブランド〈JULIUS〉が新たなアプローチとして音楽レーベル〈NILøS〉を発足、第1弾リリースにENAをフィーチャー

2016.3.7

世界中のアヴァンギャルディスト達を熱狂させる、世界的評価の高いファッションブランド〈JULIUS〉を運営するTHIRD STONE（サードストーン）が、新たなアプローチとして音楽レーベル〈NILøS〉（ニルズ）を発足する。

〈JULIUS〉は、アートプロジェクトとして2001年発足して以来、デザイナーの堀川達郎によるクロースワークに止まらず、アートワーク/グラフィックデザイン/サウンドまで含めた世界観を構築し、2008年にはファッションの最高峰であるパリメンズコレクションに発表の場を海外に移してファッションシーンの最高峰であるパリメンズコレクションに参加し、その前衛的でインダストリアルなプロダクト達が世界的に支持を集めているブランド。これまでのインディペンデントな活動の継続による世界的認知度の浸透として、Nine Inch Nails、Marilyn Manson、Lenny Kravitz、Richie Hawtin、Ben Klock、Marcel Dettmannといった世界各国様々なシーンのアーティスト達を魅了してきている。そして今回、結果的に、明確なサウンドアプローチの具現化の為、音楽レーベル〈NILøS〉のスタートへと至ったという。

まず、2015年にスタートした新しいプロジェクトでもある〈NILøS〉は、〈JULIUS〉クリエイティブチームの一員である、高橋佑次をディレクターに立て、デザイナーの堀川達郎と共に、〈JULIUS〉のアンダーグラウンドな世界観とは異なるアイデンティティとエッセンスを再解釈し、新しいベクトルで都会的アプローチを行うノンセクシャルブランドとして展開されている。アートディレクションをKamikeneが担当し、様々なアーティストとのコラボレーションも行っている。

そして〈NILøS〉の第1弾リリースには、ベースミュージックを軸に未だ見ぬ音像を開拓し続けている日本人アーティスト、ENAをフィーチャー。2015年、ベルリン拠点のエクスペリメンタルレーベル〈SAMURAI HORO〉よりリリースされた『DIVIDED』をセンターピースとして今回のプロジェクトがスタートしているとのことで、ENAが解釈する〈NILøS〉の世界観が、40分を超えるワントラック“SøIL”＝コンセプトアルバム『{ Søil }』で実験的に聴覚化されている。

プレスリリースによると、「繊細なディティール構成よりも、より本能的にサウンドを積み重さねることで、モノクロの空間を構築。そのインダストリアルな世界に、色彩的要素を散りばめていくことで、多様なヴァリエーションで構成されるドラマティックな作品が誕生した」とのこと。

オリジナルコンセプトアルバム『{ Søil }』はLPフォーマットで2016年3月19日にリリース。また、オリジナルデザインが施されたTシャツ付きのスペシャルセットも販売される。

そして、3月24日には大阪のセレクトショップ「24TH OF AUGUST」にて、4月5日には東京のDOMMUNEにてリリースパーティーが開催される。

Info update 4/5, 2016:

4月5日（火）にDOMMUNEにて開催される『{ SøIL } Release Event NILøS Sound Project #000』の詳細が決定した。

ライヴには、〈NILøS〉の音楽レーベルプロジェクト第1弾として作品をリリースしたENAが、VJのDBKNと共に登場し、さらにはRyo MurakamiがVJのTatsuya Fujimotoと共にライヴを披露。サウンドとヴィジュアルで構築されたインダストリアルな世界観を全世界に配信する。
また、今回のプロジェクトの概要に迫るトークにはENA、Ryo Murakamiに加え、〈JULIUS〉のクリエイティヴチームの一員であり、〈NILøS〉をスタートさせたファッションデザイナーの堀川達郎とディレクターの高橋佑次が登壇し、司会には『FLOOR』編集長の芹澤直樹を迎える。ファッション、ミュージック、カルチャーなど、様々なベクトルによるクロスオーバーをテーマにトークが行われる予定となっている。

リリースとイベントの詳細は以下の通り。