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dj masdaとSo Inagawaが主宰する〈CABARET Recordings〉のレーベルショーケースにBinhが登場

  • 2016.10.11

主宰のdj masdaが渡独して以来、1年ぶりとなる〈CABARET Recordings〉のレーベルショーケースが11月末に開催される。

 

今回はレーベル主宰のdj masdaとSo Inagawaに加え、ゲストに3年連続の出演となる看板アーティストBinhを迎えて、11月22日には神戸のTroopcafe、11月26日には東京のUNITにて行われる。

 

 

Binhは今や、拠点とするベルリンはもちろん、世界各国で腕を振るうDJとして多大な信頼を置かれている。彼の4つ打ちにとらわれない複雑なテクスチャーがもたらす未知の興奮とミニマルの陶酔感を両立したセットは、アンダーグラウンドなテクノ/ハウス・シーンに大きな影響を与え、多くのフォロワーを生み出している。しかし昨今数多の「セレクター」が現れる中でも、Binhがその地位を揺るがぬものとしているのは、「忘れられたレコードに価値を吹き込み、武器とする」ディガーとしての矜持をいまだ保っているからに他ならない。トラックメーカーとしても近日、名門〈Perlon〉からは2作目となる待望の新作『Noah’s Day』を12インチ×2のヴォリュームでリリースする。

 

 

また、ベルリンへ拠点を移して1年となるdj masdaは、今や欧州各国のパーティーに欠かせない存在として地位を確立し、多忙な週末を過ごしている。DJと並行して模索を続けてきたトラックメイクも、先日BihnとのプロジェクトOnigiri名義で発表したEP『Box 1』として結実した。So Inagawaは15年のアルバムリリース以来ライヴ活動へと注力しており、国内外のパーティーやフェスにて着実に経験を重ね、セットを更新し続けている。

 

 

 

16年度の〈Cabaret Recordings〉は先述のOnigiriに加え、日本のハウスミュージック黎明期よりキャリアを重ね現在はベルリンにて活動するKatsuya Sanoと、レーベル6番を担当したEvan BaggsのユニットEkboxによる12インチ『Tidelly Locked』、エレクトロスタイルの進化系を追求するフランス出身の新鋭TC80によるアルバム『Vestiges Of Fools』がリリースされており、いずれの作品も現在のシーンに足跡を残すだけのエッジと、永く楽しめる強度を両立した充実のラインナップとなった。
欧州を中心としたテクノ・ミニマルハウスの流れを主導するレーベルの一つとして成長した〈Cabaret Recordings〉の今を、ダイレクトに感じられる夜になるはずだ。(Riku Sugimotoのテキストを転載)

 

イベントの詳細は以下の通り。

 

 

 

 

CABARET RECORDINGS

cabaret_2016

【神戸】
Date: 2016/11/22 (Tue)
Venue: Troopcafe
Open/Start: 23:00
Mail Reservation: ¥2,000 (w/1D)
U-23 & Foreigner: ¥1,500 (w/1D)
Door: ¥3,000 (w/1D)

 

Line up:
Binh
So Inagawa (live)
DJ Masda

 

More info: Troopcafe
Grand Coast Bldg B1-B2F, 2-11-5 Kitanagasa-dori, Chuo-ku, Kobe
http://troopcafe.jp/
078-321-3130

 

 

【東京】
Date: 2016/11/26 (Sat)
Venue: UNIT
Open/Start: 23:59
ADV: ¥2500
A.M.1:00: ¥2500
Door: ¥3000

 

Line up:
Binh
So Inagawa (live)
DJ Masda

 

More info: UNIT
Za HOUSE BLD. 1-34-17 Ebisunishi, Shibuya-ku, Tokyo.
http://www.unit-tokyo.com/
03-5459-8630

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  • 2/1 追加
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