Buttechnoの初の東京公演は『ヒロポンfever』にて開催
2016.6.21
日本でも注目度の高まって来たロシアン・アンダーグラウンド・レーベル〈John’s Kingdom〉を主宰するモスクワ出身のプロデューサー、Buttechnoの東京公演が6月24日(金)に開催される『ヒロポンfever』にて行われる。
ButtechnoことPavel Milyakovはモスクワ郊外オレホヴォ・ボリソヴォ地区のロシアン・アンダーグラウンド界で今注目されている若き音楽プロデューサー。本国ではCOMME des GARÇONSからのサポートを受けていたり、Vansからラブコールを受けコラボ作品を生み出していたり、Supremeのヴィジュアル制作にも起用された事でも有名であるファッション・デザイナー、Gosha Rubchinskiyの相方としても知られている。
Buttechnoのサウンドは「ジャンルやトレンドにカテゴライズされず、ただ音に迫りたい」と語っているように、ビートは4つ打ちとブレイクビーツを行き来し、ディープなグリッチ/ミニマルといった実験的な要素も織り重なり、決して派手ではないがローファイさをも洗練された感触に仕上げる独特のセンスを感じさせる。またButtechnoは〈Johns’ Kingdom〉というレーベルも運営しており、無名の才能あるアーティストにフォーカスしてサポートを行っている。そのスタンスはローファイの美学というべきものがあり、面白味のあるダブテクノやアンビエント系のアーティストが名を連ねている。昨年4月には『Boillor Room』でレーベルがピックアップされ、ロシアン・アンダーグラウンドの勢いを感じさせる放送となった。今年はさらにベルリンの『CTM Festival』への出演や〈Collapsing Market〉、〈Public System Recordings〉といったフランスのレーベルからのリリースもあり、活動の幅を広げている。
共演には『bacon』クルーのmegazordとBRF。〈Melting Bot〉主宰のSlyAngle、レコードショップ「Big Love」のmichihiko ishidomaruといった注目のDJ陣が勢揃い。ラウンジには『waterworks』のMr. Tikini、Konida、Koko Miyagiに加え、cal s.が新しいユニットCabinetとして登場する。
イベントの詳細は以下の通り。
ヒロポンfever
Date: 2016/6/24 (Fri)
Venue: Bar Bonobo
Open/Start: 23:00
Door: 1,500円
Line up:
Buttechno (live)
michihiko ishidomaru
Megazord
BRF
SlyAngle
[Lounge]
Water Works (Mr. Tikini, Koko Miyagi, Konida)
Cabinet