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Beau WanzerとTzusingが東京と大阪を巡るジャパンツアーを開催

2016.8.8

昨今異様な盛り上がりをみせるミニマルシンセ、ロウテクノ、脱臼EBMの重要参考人であり、共に〈L.I.E.S.〉と〈Cititrax〉といった数寄者太鼓判レーベルから痛快なリリースを重ねているBeau WanzerとTzusingがジャパンツアーを行う。

Beau Wanzerは、ソロとしては薄汚れたシンセとドラムマシンをベースに、テクノとパンクを強引に押し込こんだような異質なサウンドを提示しており、〈L.I.E.S.〉や〈Russian Torrent Versions〉からEPをリリースしてきたほか、2014年10月には自身のレーベル〈BW〉からファーストアルバムをリリースしている。また、ノイズや電子音楽の様々な面を追求すべく複数のコラボレーションを行い、Shawn O’SullivanとのユニットCivilDutyにおいてはリズミックなテクノに向き合う一方で、Elon KatzとのユニットStreetwalkerではラウドなエレクトロに取り組んでおり、2013年にミニアルバムを〈Cititrax〉からリリースしている。そのどれもが、世界もとい日本国内のアンダーグラウンドシーンで高い評価を得ており、レコードショップでは売り切れ続出となるほどの人気も誇っている。

また、Tzusingは〈L.I.E.S.〉からトラックをリリースしているプロデューサー/DJ。インダストリアルテクノ、アシッドハウス、ニュービート等を中心に、時に攻撃的に、また時には神経質で閉所恐怖症すら髣髴とさせる広範なサウンドをプレイしている。現在は上海と台北に主軸を置き、上海にあるヴェニュー「The Shelter」のレジデントDJとしても活動している。

今回のツアーではBeau Wanzerは貴重なライヴセットを披露し、Tzusingは進歩的なセットのDJでその確かなグルーヴをフロアに投下する。ツアーは8月19日（金）に東京のCIRCUS TOKYOで開催される『Veta』に出演し、『Veta』クルーと白熱の共演を果たす。翌日の8月20日（土）には大阪のCIRCUS OSAKAで開催される『Factory』に登場する。

イベントの詳細は以下の通り。

TOUR