フラッシュモブブームの火付け役でもある気鋭のプロデューサー、Baauerがデビューアルバム『Aa』を3月にリリース
2016.1.29
フラッシュモブブームの火付け役となった“Harlem Shake”で、2013年に初ランキング曲が初登場1位という初の快挙を達成し、米『Billboard』が「HOT 100」のチャートにストリーミング再生数を含めるきっかけを作ったとも言われるBaauerが待望のデビューアルバム『Aa(ダブル・エー)』のリリースを発表し、早速、米人気音楽番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演し、新曲“Day Ones feat. Leikeli47”を披露した。
26歳のポルトガル人ニューヨーカーのBaauerことHarry Bauer Rodriguesは、Hudson MohawkeやRustieが先陣を切るコレクティヴ〈LuukyMe〉やDiploの〈Mad Decent〉からのリリースや、これまでにコラボレートしたJust BlazeやJay Zはもちろん、Rustie、Jackmaster、ModeselektorからEL-Pまで様々な方面から熱烈な支持を受けていることでも知られ、常にその動向が注目されてきたプロデューサーのひとり。そんなBaauerがついに完成させたデビューアルバム『Aa』には昨年10月に公開され話題となっていたシングル“GoGo!”をはじめとする13曲が収録され、Future、Pusha T、M.I.A、Novelist、Leikeli47 、Rustie、Tirzahという、彼だからこそとも思える幅広さとデビュー・アルバムとは思えぬ規格外の豪華ゲスト陣が名を連ねている。またヴィジュアル面では、LAを拠点として活動するマルチメディア・アーティストとコラボレートし、引き続き独自の世界を築き上げる内容となっている。
Baauerのデビューアルバム『Aa』は、3月18日に世界同時リリース。発表に合わせて公開された以下のBaauerからのコメントもぜひご一読いただきたい。
俺は15歳のときに音楽を作り始めたんだ。最初から、世界に存在するリアルな音に影響を受けていた。俺は子供時代を地球を飛び回って過ごしたんだ。ロンドン、フィラデルフィア、コネチカットを行き来して過ごしていた。俺のビートは僕を取り巻いていたさまざまな文化が混じり合ってできている。俺には学がないし、規則や背景のない音楽に傾倒していった。
4年前に “Harlem Shake” をブルックリンのアパートでつくって、そこからはみんなが知っている通りさ。あの曲は俺に世界を旅する機会を与えてくれた。この世界中を旅して過ごしているうちに、自分でも想像していなかったほど、音楽にのめりこんでいった。でも俺にとってなによりも大きな発見といえるのは、音を特別にする要素が、その不完全さ、その独自性にあるってことに気づいたことだよ。
俺はここ数年間その”不完全さ”をレコードにおさめることにトライしてきて、それがこうしてやっと形になったと思うんだ。
– Baauer
Baauer
『Aa』
Release date: 2016/3/18
Label: LukyMe
cat no.: LM036CD
Tracklisting:
1. Church
2. GoGo!
3. Body
4. Pinku
5. Sow
6. Day Ones ft Novelist & Leikeli47
7. Good & Bad
8. Way from Me ft Tirzah
9. Temple ft M.I.A & G-Dragon
10. Make It Bang ft TT the Artist
11. Kung Fu ft Pusha T & Future
12. Church Reprise ft Rustie
13. Aa