2015年は2つのコンセプトアルバムをリリースしたウクライナの至宝、Vakulaが年末年始にジャパンツアーを開催
2015.12.25
ポスト・ビートダウン~ディープハウス・シーンを代表するウクライナの至宝、Vakulaが2015年末から2016年始にかけて東京と大阪を巡る。
ウクライナ出身のVakulaは、2008年に鮮烈なデビューを飾った〈Uzuri〉をはじめ、〈Firecracker〉とそのサブレーベル〈Shevchenko〉、〈Prime Numbers〉、〈Ethereal Sound〉、〈Archipel〉、〈Quintessentials〉、〈Dekmantel〉と、世界中の人気レーベルを総ナメにし、2011年には自身主宰のレーベル〈Leleka〉もローンチ。VakulaのほかにVやVedomirといった名義を使い分け、シカゴ、デトロイト系ディープハウスからダブテクノ、フューチャービートダウンなど、実に幅広いネクストレベルな傑作シングルとアルバムを連発。Steve Reichのリミックスでは世界を驚愕させた彼は、日本のレーベル〈Sound of Speed〉からKuniyukiとのコラボ作品も発表するほか、〈Crue-L〉、〈Mule Musiq〉、〈Catune〉からもリミックス作品もリリースしている。2013年に〈Firecracker〉よりリリースしたコレクションアルバム『You’ve Never Been To Konotop (Selected Works 2009-2012)』が、数々のダンスミュージック・メディアで高評価を獲得し、その勢いのまま2015年の2月には、タイトルがDavid Lindsayによる1920年発表のイギリス古典SF小説(邦題『アルクトゥールスへの旅』)に由来する2ndアルバム『A Voyage To Arcturus』をVakula名義で〈Leleka〉からリリース。同著の世界観を近代ハウスとコンテンポラリーブラックミュージックの様式で表現したこの2枚組は、彼の評価をさらに高めた。そのわずか半年後の8月には、Jim Morrison(ex. The Doors)に捧げるトリビュートアルバム『Dedicated To Jim Morrison』をリリース。これまでのVakula作品とはまた一線を画しながらも、自身の根底に潜む音楽的ルーツを感じさせるようなサイケデリックロックを披露したことで注目を集めた。
Vakulaは、12月31日(木)に、今年オープンしたヴェニューCIRCUS TOKYOのカウントダウン・パーティーに同じくゲストDJのNick The Recordや、ALTZ、Inner Scienceをはじめとする国内勢と共に出演し、翌日の1月1日(金)にはCIRCUS OSAKAで開催される『POWWOW』のニューイヤーパーティーに福岡のNOBらと共にゲストとして登場する。
イベントの詳細は以下の通り。
[東京]
Circus Tokyo Countdown 2015 to 2016
Date: 2015/12/31(Thu)
Venue: CIRCUS TOKYO
Open: 21:00
ADV: 3000yen
Door: 4000yen
Ticket outlets:
ローソンチケット : Lコード 73994
PeaTiXチケット
Line up:
[GUEST]
VAKULA (Leleka / UA)
NICK THE RECORD
[DJ]
ALTZ (ALTZMUSICA)
Inner Science
DJ DISCHARGE
IGAXX
MARI SAKURAI
P-RUFF (radloop)
You me
Mr. James (Disco Play / Expansions London)
Drew (Disco Play)
BOHE-KOH
VJ: Kozee
[大阪]
CIRCUS NEW YEAR PARTY 2016
POWWOW feat. VAKULA
Date: 2016/1/1(Fri)
Venue: CIRCUS OSAKA
Open: 22:00
Door: 2016yen
Line up:
[Guest]
VAKULA (Leleca)
NOB (Dericious / DeSIRE)
[POWWOW DJz]
CMT & DNT
SOUND: KABAMIX