先日取り上げたRichie Hawtinがスピーカーをぶん投げたニュース、随分反響があり、その後の続報がないかなと調べていたところ、「あれはスマートフォンじゃなかった。KUVOに情報を送るための装置だ」とか「スピーカーのメーカーが落ちないように対策が施されたモニタースピーカーを来年初頭に用意できると語っている」とかとんでもない話ばかり出てきます。本当世も末だなと思いながら、よく読んで色々調べるとどうもそれらの続報はガセっぽい(Richieがスピーカー投げたのは本当だけど。)

 

日本には虚構新聞という、嘘のニュースを本当のように書くサイトがありますが、よくよく調べるとそれはWundergroundというクラブミュージックを中心にゴシップだか本当だかわからない記事を掲載するサイトでした。

どうもEDMのDJは格好のネタらしく、「Calvin Harrisがお尻に刺さった棒を摘出する手術を受けている」とか、「オーストラリアのStereosonic Festivalでは世界中のステロイドが供給されている」とか「Eat Everythingが暴露!世界中のDJは”フェスティバル・ゲイ”である」とか、面白いには面白いけど、もうそれはそれは酷い記事ばかり。

このサイト、かなり人気はあるようで、クラブミュージックの虚構の部分をうまくついていると思います。一部のEDMのムーブメントを少し批判的に書くことは僕もありますが、EDMムーブメントの混沌とした部分はネタとしては確かに面白くしやすい部分です。やはりEDMが先に流行った海外の方だからこういうサイトもできるんでしょうね。