Richie Hawtinと言えば、知る人ぞ知る日本酒の通。先日は日本酒造青年協議会から「酒サムライ」の称号をもらったそうです。

世界に日本酒を発信し続けるミニマル音楽界のカリスマ、Richie Hawtin (リッチー ホウティン)氏の独占インタビュー映像 | 酒蔵プレス Sake brewery Press

 

 

上のインタビューでは「おちょこを持ってみんなで注ぎあう、そんなみんなで共有できるところがいい」とサイボーグみたいなビジュアルを裏切るような温かい人間味を感じさせるいいこと言っています(人から聞いた話ですが、実際気さくでとてもいい人らしいですね。)

 

何でもかんでも、サムライだとかナデシコを付ける昨今の風潮もいかがなものなりか?とも思いますが、Richieは酒蔵を訪ねるドキュメンタリーを作ったりかなり真剣に日本酒を探究している様子で、親善大使としての資格は十分そうです。

 

 

イビサ島の彼のパーティーでも日本酒バーを設けていたりするそうです。スペインも少し遅れて日本食ブームですが、やはり日本に比べると全体的にどうしても割高で質も良くない。なかなか良いお酒を口にできる機会がないので、こちらでも美味しい日本酒が身近なものになるようにRichieには健闘してもらいたいです。

 

いっそこちらでもお米は取れるので醸造して作ったらいいんでしょうが、日本のように米がメインの主食というわけではないので、こだわりが全然違うからなあ。こちらでのワインにも同じことが言えますが、やはり作る側と消費する側の両方が長い時間をかけて成熟させた文化だけに一朝一夕にはいかないものなのだと思います。でも考えてみたら、音楽もそうですね。