DATE : 29,30 31st July, 2005 (Fri, Sat, Sun)
PHOTOGRAPHER : Daishi Uchu / Masanori Naruse
TEXT : Kei Tajima
昨年の開催から早一年、ロック・ファンだけでなく、近年ではライブ・ミュージックとダンス・ミュージックのバランスのとれた、充実したラインナップで多くのオーディエンスを魅了し、海外のフェスにも劣らないハイ・クオリティーな内容で、その知名度を世界レベルにまで押し上げ続けている日本最大級の野外フェスティヴァル、フジロックことFuji Rock Festival が、今年も新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催された。2001年に初めて参加してからというもの、すっかりその魅力の虜になってしまった筆者にとっては、フジロック行われる7月の最終週は一年の中でも最も大きなイベント週であり、多くのファンがそうするのと同様に、一年の半分はラインナップやニュースをチェックしながら、開催の日を心待ちにして過ごしているのだ。 昨年HigherFrequency が行ったレポートでは、ダンス・ミュージック系アーティストを中心に、比較的夜にフォーカスした内容をお届けしたが、3日通し券、7月30日の券が共にソールド・アウトとなり、過去最高の動員数を記録した今年は、そのイベント内容も今まで以上に充実したものであったため、今回のレポートは、あえてダンス・ミュージックに焦点を定めず、フジロックの全ての魅力を伝えるべく、3日間に分けてのレポートをお届けしたいと思う。今年フジロックに参加した方も、残念ながら参加できなかった方も、このレポートを読んで、少しでも "Fuji Atmosphere" をエンジョイして頂ければ幸いである。 | |
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