international news _ 2006.04.05
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima(HigherFrequency)
以前からその危険性が懸念されていたフロリダの殺人蜂だが、どうやら今年の Winter Music Conference が攻撃を受けることはなかったようだ。運よく危険を逃れたという Chris Fortier、Danny Howells、Princess Superstar がインタビューに答えたが、以前イビザでクラゲに刺されたDave Piccioni だけは、またしてもアンラッキーな目に遭ってしまったらしい。
昨夏クラゲに刺された後、重い病気にかかってしまったという Dave は、マイアミの海で泳ぐことはしなかったものの、マイアミの泥酔した人々によって恐怖に駆られたとのこと。
「お金をたくさん払うはめになったよ。Space には30ドル。Crober には25ドルも払ったんだ」
レーベルの長として鋭い目を持つ彼は、今年のコンフェレンス中にクラブでプレス・パスを首から提げている人々の多さと、マイアミで見かけたサイズに関する問題について語った。
「やたらと胸が大きくなっているのに気が付いたよ。それに筋肉移植手術をしてる男もいたね」
フロリダ出身の Chris Fortier も、蜂を見かけることはなかったという。(たくさんの "Boobees (頭の悪い奴)"は見かけたらしい )また、水に入ることもしなかったという。
「海にはほとんど近寄らないんだ。特に変わったものは見かけなかったね。見たのはポルノ・スターがアーティストと戯れてるところぐらいかな。プレス・パスを付けてる人も見なかったよ」
「ただ、ほとんど毎日目が開いてないような状態ではあったけどね」
調子が悪く、フェスティヴァル中はほとんどベットの中で過ごしたと言う Danny Howells だが、出かけるときは最大の努力をしたと Skrufff に話した。
「'70年代風のルックスを目指したんだ。Tavares の オリジナルTシャツで固めてね。どのTシャツよりもインパクトが強かったはずだよ。それに、'80s パーティーで Lee Burridge が健康的な髪の毛を見せびらかしているのを見たんだ。あれはいいパーティーだったな。誰かが Bon Jovi をプレイしたのにはかなり動揺しちゃったけど。ちなみに、そのDJは僕じゃないからね」
「あ〜ヤダ」Princess Superstar は珍しく控えめに Skrufff に語った。
「今年のマイアミはつまらな過ぎて、それくらいしか言うことがないわ」
Jonty Skrufff (JontySkrufff.com)
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