HigherFrequency  DJインタビュー

ENGLISH INTERVIEW

ウエスト・ロンドン・シーンを代表するクラブ・ジャズ / ハウス・ユニットとして、’00年から活躍を続けている Reel People。クオリティーの高いハウス・ミュージックをリリースすることで定評を得ているロンドンの Papa Records 主宰 / DJ の Oli Lazarus と、キーボーディスト の Mike Patto からなるこの Reel People が、 DJ Spinna、 Seiji (Bugz In The Attic) 等の超豪華なラインナップが話題を呼び、 Giles Peterson 、 Kyoto Jazz Massive、 STUDIO APARTMENT 等数多くのアーティスト達に絶賛され、多くのアーティストに年間ベスト・アルバムとして選ばれた。

’07年末には、そのデビュー・アルバム以上に豪華なボーカリストを起用したセカンド・アルバムをリリース。’08年9月には 4hero、 Rasmus Faber、 Karizma、 Dennis Ferrer、 Domu といったハウス / クロスオーバー界の超大御所を迎えたリミックス・アルバム "Seven Ways To Wonder - The Remixes" を発売し、さらなる勢いをみせる彼らが10月に 来日するということで HigherFrequency がインタビューを決行。彼らの現状を中心に多数の答えをいただいた。

Interview : Masanori Matsuo (HigherFrequency) _ Translation : Yuki Murai (HigherFrequency)

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HigherFrequency (HRFQ) : 先日リリースされたばかりのリミックス・アルバム "Seven Ways To Wonder-The Remixes" を聴かせていただいたのですが、正直オリジナルとも甲乙つけがたい位の素晴らしい出来ですね。そのリミックス・アルバムですが、オリジナルの制作側からの魅力を聞かせていただけますか?

Reel People : このアルバムに関しては、僕が大好きでしかもリスペクトしてるアーティスト達と仕事することができたから、本当に嬉しいよ。 アルバム全体も、リミックス全曲も、全部大好きさ。

HRFQ : 今回のリミックス・アルバムにも参加している 4hero、 Rasmus Faber、 Karizma、 Domu、 Dennis Ferrer といった豊富な人材はどのようにして得られたのでしょうか?

Reel People : Papa Record と Reel People の活動を通して、幸運にもたくさん友達ができたから、リミックスに参加してくれた人の殆どが僕の友達なんだ。 だから今回人を選ぶのはすごく簡単だったし、当然のチョイスだったと言えるね。

HRFQ : 現在のロンドン・シーンはどうでしょうか?

Reel People : ロンドンは今のところ、いわゆる世界不況でちょっと大変な状況になってて、みんな以前よりもあまり夜遊びしなくなってしまったな。 それでも、ロンドンからは素晴らしい音楽が発信されているよ。

HRFQ : イギリスの観客と日本の観客に違いを感じることはありますか?

Reel People : 僕らにとっては日本はすごく素敵な場所だよ。なんせファンのみんながとんでもないからね。イギリスのファンももちろん素晴らしいけど、日本に来るのはいつもすごく楽しいな。

HRFQ : 今回の来日ではDJをプレイされるそうですが、どんなセットになりそうですか?

Reel People : いい感じのソウルフル・グルーヴをたっぷりプレイするだけさ。 色々と違ったスタイルのものをプレイするのが好きだけど、でも、いつだって Keeping it Soulful を心がけてるよ!!!

HRFQ : Papa Records の今後のリリースはありますか?

Reel People : 新譜はたくさんだしてるし、それに Da Lata の ' This Is Not Your Job' っていう素晴らしいニュー・シングルが出るよ。 あと、 日本で共演してる Tony Momrelle のソロ・アルバムを製作中だよ。

HRFQ : 最後に、当サイトではディープ系のテクノ&ハウス・リスナーが多いのですが、その方たちへ、あなた方のようなソウル系サウンドの魅力を紹介していただけますでしょうか。

Reel People : ソウル・ミュージックはハートからやってくるんだ。 ただ聴いて踊って… それだけでいいよ。すごくシンプルなんだ。ソウル・ミュージックは人を踊らせ、グルーヴさせる音楽だからね!!!

End of the interview




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