スタイル : テクノ
出身地 : ドイツ
関連レーベル : Fine Audio Recordings, Primate Recordings
所有レーベル : C.L.R.
関連プロジェクト : E.H.R., Gecko Brothers, Noosa Heads, Stigmata, Traveller
2005年 DJ Magazine Chart : 33位
2004年 DJ Magazine Chart : 23位
2005年 BPM Magazine Chart : -
オフィシャル・サイト : www.cl-rec.com
04年のDJ Mag TOP100で、前年度から65ポイントアップの23位に付け、名実とも
に「今ヨーロッパで一番株を上げているDJ」の称号を得たプロデューサー。スタ
イルはハード・ミニマル。いかにもドイツらしい硬派で直球勝負のトラックが人
気だ。
活動歴はわりと古く、地元フランクフルト界隈で91年頃から活動を開始している
が、当時はオールジャンルDJだったようだ。93年ごろからテクノへの傾倒をはじ
め、何といきなり"Spinclub"というテクノ・クラブをオープンしてしまう。ただ、
このクラブは上手く行かなかったようで、その後名門Eye-Qレコードで働いたり
しながら徐々に制作活動を開始。95年ごろに盟友のAndrew Woodenと出会い、
Traveller、Noosa Heads、Gecko Brothersなどの名義で、ようやくStrictly
RhythmやHarthouseなどの一流レーベルから作品をリリースするようになる。
その頃に一つ目のレーベルFine Audio Recordingsの運営をスタート。"Audio
09"や"Audio 11"などのヒットなども生まれ、順調にキャリアを重ねていった
Chrisだが、ついに99年に大きな転機を迎えることになる。Sven率いるCocoon
Agencyに所属し(2002年に離脱)、DJ活動を一気に飛躍させると同時に、自らの頭
文字を冠したレーベル"CLR"をキックオフさせたのだ。ちなみにFine Audioはそ
の時Compressed RecordingsのオーナーMichael Burkatに引き継がれている。
CLRはUmekやEric Sneoの作品などもリリースしているが、基本的には自分の作品
をリリースするのがメイン。03年にはオリジナル・アルバム"Evolution"をリリ
ース、そこから"American Madness"などのフロア・ヒットも生まれている。同じ
年、Chrisはドイツのダンスアワードでベスト国内Djを獲得。地元での名声をガ
ッチリ固めるとともに、WIRE03にも参戦。翌年のWIRE04にも2年連続で出演し、
日本のファンにも充分認知される存在となった。
04年夏のイビサでは、イタリアのトランサーMauro Picottoと共にレギュラー・
パーティーをスタートさせるなど話題を集めたが、DJ100における今回の唐突なジャンプアップ
は、これが影響したのか?と思うのは邪推だろうか。
(H.Nakamura)
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