クラフトワークなんて大好きすぎちゃって、いまさら何を語っていいのやら…
てんでタイピングが進まない訳でありますが、出会いは今回の
トリビュートミックスで使用したアルバム「the mix」。当時(10代)は
「あ〜ニュースとか教育テレビで(のバックでかかっていて)聞いた事ある」
程度な印象だったのですが、それでも「アウトバーン」の後半の
ロボット大合唱には鳥肌&涙した記憶があります。
でもって、本格的に聞き直したのはケミカルブラザーズのファーストアルバムの
イントロで「home sweet home」がサンプリングされてから。
(サンプリングネタとして有名なエピソードはアフリカバンバータの
「トランスヨーロッパ特急」なのだろうけど…)。
僕がダンスミュージック(ことテクノ)を意識して聞く様なってからというもの、
どのタイミングでどの作品(特にアウトバーン以降)を聞いても新しい発見があり、
背筋がのびる思いで永遠に愛聴し続けるであろうヒーローです。
よって今回の企画は光栄より恐縮さ満点なのですが、
好きこそモノのなんとか?!と開き直り、もはやノリは友達に好きな曲を寄せ集めて
テープ(TDK60分ハイポジ)をあげる懐かしい感覚でレコード棚をかきわけました。
中古盤で(原産国を気にしなければ)比較的リーズナブルな値段で入手できた
「放射能」を始め、初期のモノや、レアな作品以外は殆どコレクションしていた
つもりなのですが、なぜか実家のレコード棚を漁ってみても「マン マシーン」
だけ見当たらず。仮に発見できたとてソレら全てをパソコンに取込む面倒さを想い、
最初のアイディア(実現しなかったので内緒)をあさっり断念。
唯一CDで所有する「the mix」のみで済ますことに。
ま、延べ数で言えば一番聞き込んでるのはコレだし。と、ココでもまた開き直り。
itunesのライブラリにもAIFF(*1)で君臨するクラフトワーク。
世間からはかなり遅れてやってきたipodブームで取込んだ当時(割と最近)の
自分にちょっと関心。
この「the mix」という作品、確かkraftwerkがフランソワ・ケボーキアンと出会い、
ダンスミュージックを意識して生まれた作品で、
過去の音源を当時新鋭でウルトラ高価(ん億クラス)なマッシ〜ン
「シンクラヴィア」に取込んで創られた代物
(参考文献「パスカル・ビュッシー著/明石政紀 訳『クラフトワーク』1994 水声社」
ですが、読み返した訳ではないので間違っていたらゴメンンサイ)
でして、現在、こうして新鋭だけどリーズナブル(ン万クラス)なソフトウェアで
フィードバックする事に微妙な申し訳なさを抱きつつ、
ファイルを作業ディスクに移してLIVE(*2)を起動しました。
やはり改めてkraftwerkはリズムがかっこいいなぁ…などと当たり前な感想で
robotや電卓、computer love(最近coldplayがカヴァーしてますよ。ね?)
などでウキウキしたかと思えば、さらに反核メッセージを露骨にしたヴァージョン
(サビのRadioactivityのフレーズ前に「stop」と入る)「放射能」では
タイムリーに耳にしたニュースとオーヴァーラップして黄昏れてみたり…
っていうか、あまりにも好きすぎて、コレってただのメドレー?みたいな
原曲重視のノンストップミックスになってしまいましたが…。
ま、友達から(半ば強制的に)もらったテープだと思って楽しんで下さい。
自分的にはかなり気に入っているので、イベント当日、
テープ(TDK60分ハイポジ)くれ!と声かけてもらえれば
差し上げます(自腹&higher frequency未承諾*3)。
後、さんざんkraftwerk lovesな話をしてきて言うのもなんですが、
今回来日するカール バルトスさんは「the mix」以前の
「エレクトリックカフェ」で脱退してるんですよねぇ…‥。
ま…いいか…。サインもらおっ、と。
編注
(*1) AIFF:Apple社が開発した音声ファイルのフォーマット。同社のパソコ
ンMacintoshシリーズの標準フォーマットで、ステレオにもモノラルにも対応している。
TRACKLISTING
01. Robots
02. Dentaku
03. Pocket Calculator
04. Computer Love
05. Home Computer
06. Radioactivity
07. Metal on Metal
08. Trans-Europe Express
09. Musique Non Stop
10. Autobahn
11. Musique Non Stop
12. Metal on Metal
13. Tour De France 03 (Long Distance Version 2)
14. Robots
▼
4月8日(土) @ AIR _ 22:00 〜 Door : Y3,500 _ w/flyer : Y3,000 AIR MEMBERS : Y2,500 Music by Karl Bartos (ex-Kraftwerk, Electric Cinema) DJs : Hitoshi Ohishi (HigherFrequency Resident/Newdeal), Numanoid (Mad Skippers/Joujouka) K-Spray Phase II Artists : GrandHigh, Fremantle & Music by DJ KENSEi, DJ Yutaka Music : Electro, Techno, House, Hip Hop 4月7日(金) @ salon de CALIGULA _ 22:30 〜 前売 : Y3,000 (1d) _ Door : Y3,500 (1d) DJs : Karl Bartos, Metalob, Segeke K-swiss の40周年を記念して、2週連続で開催の"K-SOUNDS"。メインアクトには、ブランドの長い歴史にふさわしいリビングレジェンドたちがフィーチュアされる。第1弾は、KARL BARTOS。あらゆるエレクトロミュージックのオリジネイターといえる KRAFTWERK の黄金期を支え、彼によって創出されたバンドのビートは、「Radioactivity」「The Man Machine」など数多くの大ヒット・チューンを世に送り出した。New Order、Depeche Mode、U2 らニューウェーヴ以降のビッグアーティスト、そして世界のダンスミュージック・シーンに彼らが与えた影響力は、決定的なものだったといえる。また K-SPRAY Phase II と題した音とアート・パフォーマンスの融合も見逃せない。(CLUB AIR 提供の情報より抜粋) |
4月15日(土) @ AIR _ 22:00 〜 Door : Y3,500 _ w/flyer : Y3,000 AIR MEMBERS : Y2,500 Music by Peter Hook (New Order) DJ : Dr.Shingo (HigherFrequency Resident) Lounge DJs : Gregoire (KL), Mike McKenna, Taka, Ohno Music : House, Electro 4月14日(金) @ salon de CALIGULA _ 22:30 〜 前売 : Y3,000 (1d) _ Door : Y3,500 (1d) DJs : Peter Hook, Nakamura Kazumoto, Luke "K-SOUNDS"第2弾は、前週 KARL BARTOS ex-KRAFTWERK に続き、ついにこの日待望のアーティストが AIR に登場する。PETER HOOK - NEW ORDER のベーシストとして輝かしいキャリアを持つ彼が、なんとDJとしてこのイベントに参加する。今更彼のことを語る必要などないであろうが、約30年もの間ミュージックシーンの第一線に身をおき、常に新しいアプローチとアイデアで、ROCK, POPS, ELECTRO、DANCE 等、全てのジャンルを超越した彼らの音楽性は、'オリジナル'という以外言葉が当てはまらない。そして彼が日本のクラブ・オーディエンスの前で初の DJ SET を披露する。これは新たな歴史の第一歩であり、この瞬間に立ち会うことこそダンスミュージックのルーツを知り、そしてまた素晴らしさを感じることに間違いない。(CLUB AIR 提供の情報より抜粋) |
関連リンク