international news _ 2006.09.22
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Terumi Tsuji
X-Press
2 の Diesel は、DJ 中にリクエストやコメントをしてくるクラバーが苦手なようだ。それについて Diesel はこのように語っている。
「僕たちはレコードを通じて、フロアーの皆とコミュニケーションしてるんだ。DJ に話しかけるという行為は、他の人との会話に割り込んで行く様なものなのさ。だからそうやって話しかけてくる人には、こんな風に言いたくなるんだ。『今は他の人たちと話してるから、後にしてくれるかな?もしこれが逆の立場だったら、君も嫌でしょ?』ってね。例えば水道管を直してる人に近寄って、『すみません、すいません』って何度も肩を叩いたら、きっと『仕事の邪魔するな!』って怒られるだろ。DJ
もそれと一緒さ」
ところで、「プレイについての批評や批判は大歓迎」という Diesel に対し、Frankie Knuckls は「批判をされるのは大嫌い」とSkrufff
に語っている。
「知らない奴が DJ してる所に近づいて来て、あたかも俺の事を知ってるような口ぶりで『今日のプレイはあんまり良くないね』とか言うんだ。その後のプレイに集中するどころか、折角の楽しい夜を台無しにされた気分になるよ。一生懸命
DJ している人に『本当はもっと上手く回せるだろ』なんてアドバイスするような失礼な事は俺には出来ないね」
また、それに関しては Todd Terry も同意見なようだ。
「ミックスに集中しようとしている時に、話しかけてくるファンには正直困ってるよ。俺は基本的にセットが終るまで、誰も DJ ブースには入れない様にしてるんだ。勿論、気心しれた友達は別だけどね。ミックスをしている時は誰にも邪魔されたくないんだ。たまに返事を返さないと怒るヤツらもいるけど、それが
DJ ってものさ」
X Press 2 のニューアルバム‘Makeshift
Feelgood’は Skint Records より近日発売予定。
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