international news_2008.11.25
Text by Masanori Matsuo (HigherFrequency)
フランスが生んだ巨匠 Laurent Garnier と Eric Morand が主宰するテクノ / ハウス系レーベル F-Communications が、今後ニュー・リリースを控えるなど活動を休止することを発表した。
F-Communications は’94年にラウンチし、 Laurent 自身をはじめ Scan X、 Lady B、 Mr. Oizo、 Alexkid といったフランス出身アーティストを中心にリリースさせ、テクノ / ハウス系のDJやリスナーから多大な評価を得てきた名門レーベル。特に Laurent の変名 Alaska による 'Deuxieme EP' や、 Sound Of K 'Silvery Sounds (Technasia Mixes)' のヒットが筆者的には大きな記憶に残っているところだ。そんな F-Communications が、今季をもって活動を休止することを発表。大きな理由としては、音楽シーン全体の市場が狭まったことと、レーベル・ボスの年齢が40を過ぎ’90年代のときのような運営が期待できないからだという。
ファンとしては非常に残念なニュースだが、レーベルを閉鎖するというわけではなく、今後しばらくはバック・カタログをデジタル配信することで様子をみていくとのことだ。
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