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DJ Lucca

international news _ 2006.07.04

DJ Lucca - フェスティヴァルへの恐怖

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

チェコ出身のテクノ DJ Lucca が 今後彼女が出演するポーランドの Creamfields について Skrufff とのインタビューに応え、彼女がハンブルグで同様の大規模なフェスティヴァルに出演した際に耐え忍んだ最悪の出来事について語った。

非常に魅力的な彼女は、そのフェスティヴァルで Adam Beyer や Henriik B、Chris Liebing といった DJ の前座としてプレイをしていたものの、ヘッドホンとサウンド・システムの間に2秒間のズレがあり、ミックスが全く上手く行かず、散々なものになってしまったと言う。

「テクニシャンに話してチェックしてもらったけど、何も問題はないって言われるし、挙句の果てにそのテクニシャンが私のツアー・マネージャーに『このDJ はミックスが出来ないのか』って悪口を言い始めたの。そんな状態が45分も続いて…最悪だったわ」

「そこにいた人全員にミックスが出来ない DJ って感じの目で見られたの。だからみんなに事情を話して、次にプレイする予定だった DJ はサウンド・エンジニアでもあったから、システムをチェックしてもらったのね。そうしたら彼は機材に Chris Liebing のエフェクトがたくさん繋いであったことでズレが生じてることにすぐに気付いて、直してくれたの。その後はすべて上手く行ったわ」

「その後の45分は普通にプレイしたけど、相当ストレスが溜まっちゃったのね。プレイの後、飲みすぎて泥酔してホテルに担ぎ込まれちゃった」

今回の Creamfields のギグでは Richie HawtinDave Clarke といった DJ とプレイすることが決定している Lucca だが、このようなひどい経験をした後でさえも、フェスティヴァルに出演することを躊躇えはしないと強調した。

「ポーランドでプレイするのはすごく楽しみよ。向こうでは結構名前を知られているし、かなり頻繁にプレイしてるしね。ポーランドの人々は新しい DJ やスタイルに対してすごくオープン・マインドなの。素晴らしいギグになると思うわ」

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