international news _ 2006.12.14
Blackstrobe の Ivan Smagghe 「そんなに機嫌悪くない」
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
エレクトロ・シーンのアイコンであるフレンチ・アーティスト Ivan Smagghe が、今後リリースされる Blackstobe のベスト・ミックス・アルバムについてのインタビューに応え、その中で彼は一般に言われているほど「気分屋ではない」と話した。
「落ち着いたかもしれない。落ちついてないかもしれない」ハードコアなクラバーで、“非常に機嫌が悪い”と評判だったというレコード・ショップの店員時代から、少しは落ち着いたかという質問に対して、Ivan はこのように応えた。
「ただ無口でシャイなだけさ。シャイな人だって大きな口を叩くことは出来るからね。まぁ今じゃ昔より上手くやれるようになったことは事実だけど。スイッチの切り替えが上手くなったんだ。プレスに対してはディフェンス・システムが働いて自然と機嫌が悪くなる。機嫌が悪ければ放っておかれるからね」
そのように語った Ivan ではあったが、過剰評価されたスーパー・スター DJ に対しては、現在でも「頻繁に」腹を立てることがあるという。
「スーパー・スターDJって呼ばれるDJほど、努力をしないものなんだ。レコードなんて買わないし、ミスを避けるために Final Scratch を使ってるのさ」
「もしくは、わざわざレコード・ショップに行って、誰も持っていないようなレコードを探し当てるのが面倒だから、オンラインで音楽を買って、 Ableton の芸術性や創造性を唱えるんだ。僕はある有名なスーパー・スターが、既にプレイする予定の楽曲が入ったたった２枚のCDを持ってギグに現れたのをこの目で見たことだってあるよ。その時は 『ワォ…！冗談だろ？』 って感じだったけどね」
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